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マンガ脳の鍛え方

イラスト:ムツナナツ

先日、『マンガ脳の鍛え方』という本を図書館で借りた。 人気マンガ家37名のインタビュー集だ。

「サラリーマン金太郎」シリーズの作者、本宮ひろ志はファーストシーンと1回目のあらすじだけで、そこから先は何も思いついていない、と言う。

それはすごいことだなと思う。

もちろん誰もがそんなやり方ができる訳ではないだろう。

でも、そういう作り方もアリなんだ、という彼の言葉は創作する際の勇気に繋がる。 3本のうち2本はめちゃくちゃになる。 しかし、3本のうち1本いいものが出たらそれはむしろとんでもなくいい確率なんじゃないか。

氏はそう豪語する。
結末を辻褄を合わせないと思ったら思い切り遠くには飛べない。
それは人生にも同じことが言えそうだ。
みんなを納得させるために生きてるんじゃない。
もっと自由に。
もっと自分に正直に。
自分を喜ばせる生き方を自分に許そう。
そんなことを思わせてくれるインタビューである。
(2023年1月10日に書いた記事です)

イラスト:ムツナナツ

=============☆彡 いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。*この記事は、約2ヶ月前につよぽんが書いた文章をひろっちが編集して投稿しています。

マンガ脳って、エヴァンゲリオンとかのSF漫画のことじゃないんだね。
漫画は、その世界にすっ~と入れるから好きだなぁ。最近は、難しい歴史とかも漫画として興味深く描写されているから気軽に勉強にもなる。
漫画は紙媒体の作品という印象が強いんだけど、合ってるかな?
紙媒体だと、描き方や登場人物のキャラ構成でセリフから自分で描かれていない部分も想像していたりする。それが脳を鍛えるってことなのかな。アニメは動かせていたり話している声で印象が作られるけど、紙で読む物語は読み手に委ねられている。それが自由で良いと思う。


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