仙台市民による宮城県議会議員選挙結果速報。 民営化の目的は政府の再生にあったが、今や「民営化」という名の下の「公金チューチュー」に対抗するためには? 10月23日 Government Decentralization 民営化の目的


#10月23日  月曜日。お昼になりました。早くも今月最後の10日間です。ラストスパート目指してやっていきましょう。
今日のテーマは
#Government_Decentralization (政府の地方分権)
#民営化の目的

#民営化の目的は政府の再生にある 」と #ドラッカーは記しましたが 、民営化の結果、政府は再生されたでしょうか?

 昨日投開票された #宮城県議会議員選挙では、投票率は35.93%と低調でしたが、県議会与党の自公が過半数割れ、立憲9→10と1議席増、維新の会が初の議席獲得となる選挙となりました。

https://www3.nhk.or.jp/senkyo2/sendai/20063/ 

なぜ投票率が低調だったか?それは投票率を上げたくない既存政党やメディアの思惑があったと思うんですよ。

宮城県も他府県と同様、「無党派」層が最多数と思われます。彼らは政党組織に属さず、支持が明確にされていません。ムードやイメージに左右される層のため、変にメディアや政党らが煽ると、組織をもつ既存政党にとっては不利益になります。

地元紙やNHKは、今回の県議選は、村井知事の県政、女川原発の再稼働、そして

4病院の統合が主要論点としてきました。しかし、これが大半の県民の興味関心からかけ離れていたように感じます。

病院の統合に反対していたのは、看護組合や日医と高齢者。高齢者=有権者と組合らに媚びて報道していたのでしょう、若年世代からしたら、「ただでさえ、可処分所得負担が増えているのに、病院維持すりゃ、その分また県民税を上げられる、そんなのたまるかよ!」ってなるのですが、それを「火消し」して、病院統合に反対する方が悪い、みたいな誘導がなされていました。病院の持続的な維持=銭金の話なんですが、具体的なコストの話、そして、将来の医療費負担がどれ程になるかの話は毎回明示されない。

負担は誰がするか?将来どれだけになるんだ?という就労世代に「不都合な現実」については口をつぐまれており、ただ、賛成反対と煽る。これに、仙台市民も選挙への興味を失ったんじゃないでしょうか。

また、長年、放置されてるのか?
仙台市内で頻発する深刻な「いじめ・虐待」問題。

教育費無償化を訴える議員は居ても、いじめ撲滅の具体策を訴える議員は少数です。なぜなら、支持団体が日教組だからでしょう。また、教育行政への適切な投資がなされていないこと、そして、いじめは犯罪として警察への移送を速やかに行うことがなされていないのでは?と感じます。

令和3年度の校種別いじめの認知件数は、
小学校が10,685件、
中学校が1,558件、
高等学校・特別支援学校が28件、
計12,271件
であり、令和2年度と比較し、小・中・高・特 別支援学校のすべての校種で増加している。
(政令指定都市では全国ワースト2位)

https://www.city.sendai.jp/ijime/shise/security/kokai/fuzoku/fuzokukikan/kyoikukyoku/documents/kyougikai_r5_siryou_01.pdf
 より

ずっとワースト2位です。それも「触れないように」してるでしょう。

また、県北部に目を転じれば、「異民族受け入れに伴い、沿岸部に発生する深刻な多様性問題」があります。

埼玉県川口市のクルド人問題同様、石巻市周辺では、昨年モスクができ、土着化が続いているものの、九州でも問題になっているように、

イスラム人の土葬問題と治安への不安が問題視されています。

この件について、佐藤雄一・石巻市議が市議会で質問されていました。


佐藤氏ブログより

■大綱1番、ムスリム土葬墓地について
4月25日、宮城県内在住のイスラム教徒らでつくる団体から石巻市に、土葬が可能な霊園整備を求める要望が出されたとのこと。その後どうなったのか、不安に思う市民が多いことから、その後の対応について伺う。

【部長答弁】
陳情者に対して書面にて次の通り回答している。
「本市の公営墓地においては、墓地条例及び霊園条例により、焼骨以外の埋蔵を制限しておりますが、これは文化や宗教上の問題ではなく、地域の衛生環境を保全し、市民の安心安全な暮らしを守るためであることから本市による土葬可能墓地の建設は困難であること、また、多文化共生の基づく土葬要望と本市の墓地管理に関することとは観点が異なるものと考えている旨」

今後も類似した相談があった場合には、慎重に対応する。

■慎重に対応していただけるということで、そのようにお願いします。

6月3日、4日の河北新報では『ムスリム土葬墓地問題 東北は困難、遠方で埋葬 眠りの地 どこへ』ということで、「宗教上の理由で土葬を必須とする宮城県内のイスラム教徒(ムスリム)が、墓地整備に向けて動き始めたと。土葬できる墓地がないとされる東北で、地域社会が外国人労働者への依存を強める中(技能実習生は帰りますけどね)、安眠の地を巡る当事者のことや国内の事例などの記事がありました。

「イスラム教では、死後の復活のために遺体が必要と信じられ、火葬は嫌って避けられているとのこと。日本で仕事をして、亡くなった場合、インドに空輸して埋葬するのに約200万円かかるとのこと。日本ムスリム協会(東京)によると、国内でムスリムが土葬できる墓地は北海道、茨城、山梨のなどに7カ所あるが、東北にはない。宮城県内に暮らすムスリム人口は正確に分かっていないとしつつも、9割がムスリムのインドネシア人は1190人で技能実習生が多い石巻と気仙沼に集中しているそうである。」

石巻地域(石巻市・東松島市・女川町)のイスラム教徒の人口はどれくらいか、伺う。
【部長答弁】
永住者100人位、技能実習生約250人位

■永住者がいるということは、将来そういったことも問題になってくるのかなと思いますが、宗教のために法律を変えてくれというわけにもいかないと思うので、「郷に入っては郷に従え」を理解していただけたらと。
この件に関して市長のお考えをお伺いします。

https://ameblo.jp/u1ch/entry-12807561548.html より

ところで、#佐藤雄一 市議は、今回の県議選に「 #維新の会 」から出馬したのですが、194票に泣いたんですね。

https://www3.nhk.or.jp/senkyo2/sendai/20063/skh54344.html より


また、福島第一発電所の「処理水」を「汚染水」と呼び続け、地元漁業への「風評加害」をし続けた政党・議員も問題でした。


地元漁業はじめ海洋産業に関わる人たちへの「風評加害」を広め続けるような彼らの発言は問題ですが、これらの問題は地元紙にとって都合が悪いのか、テーマとして問題視することはなかったためか、今回の県議選で共産党議員は前回同様5人当選しました。

ということで、実は、隠れた論点があったんだ!と書いてて思いましたが、時は遅し。結果が出ました。県議会は、与党が過半数を失ったことで、反対派を取り込みながら、という運営になろうかと存じます。妥協に次ぐ妥協で運営が進まないことが危惧されますが、どうなんでしょう。よくなることを期待するのみです。

今日のテキストは、宮城県議選挙の話になってしまいました。ドラッカーの本文はこちら↓↓↓ 午後からもやっていきましょう!

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