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トップだけが行なって良い3つのこと。 11月23日 Reservation of Authority トップマネジメントの役割

23日土曜日。新嘗祭。勤労感謝の日。休日です。今日の #ドラッカー365の金言 テキストも『 #マネジメント -課題・責任・実践』46章 成果中心の設計 1974年版 下巻 333ページより。

兵庫県斎藤元彦知事が民意を受けて再選した訳ですが、その民意に反して県議や職員の中には結果を受け入れることができず反旗を翻すだけでなく、さらに齋藤知事の再選結果には問題があると騒ぐ活動家とそれを支援するマスコミが煽り立てているように見えます。

組織を2:6:2で分けると、スーパー優れた職員2割、真面目により良くしようと務める職員が6割、合わせて8割が進もうとしている中、2割が足を引っ張っている、というところでしょうか。兵庫県の組織ガバナンスが心配ですね。

2割の声を聞くと、8割からは共感は得られません。トップマネジメントとしては、決断のしどころのように思います。ドラッカーはなんと記しているでしょうか。


今日のテーマ:
#Reservation_of_Authority
#トップマネジメントの役割

今日の金言:
#全体と未来にかかわることはトップマネジメントの専管である

今日のACTION POINT:
#組織の使命
#価値観
#方向づけ
#投資
#人事にかかわる決定は
#トップマネジメントの専管としてください


トップマネジメントだけが行えること。そして、トップマネジメントが行なってはならないこと。トップと言っても、あらゆる森羅万象全てに関与することはできないのだから、現場の部門に任せることとそうでないことの区分けは重要。

それは、全体、一体性、未来にかかわる意思決定である。全体を見ることができ、全体に責任をもつ者だけが行うことのできる意思決定である。


したがって、全体を全体としてまとめていくには、

三つの分野をトップマネジメントの専管としなければならない。
 第一に、参入すべき技術、市場、製品、事業の決定、廃棄すべき事業の決定、組織としての価値観、信条、原則の決定である。
 第二に、資金配分の決定である。資金の調達と投下は、トップマネジメントの責任であって、現業の部門にまかせることはできない。
 第三に、人材配置の決定である。人材は組織全体の資源であって特定の部門のものではない。人事についての方針や、実際の主要な人事は、各部門、現業が関与するとしても、あくまでもトップマネジメントが決定すべきことである。

全体、一体性、未来にかかわる意思決定

決断の際にちょっと頭の隅に入れておきたいと思います。
良い週末を!

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