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8月17日 First with the Most 総力戦略

8月17日 土曜日になりました。お盆休暇の週末、台風7号が近づいて海も荒れています。お気をつけて。

さて、今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、1985年版の『 #イノベーションと起業家精神 』でいえば、16章「総力をもって攻撃すること」355〜357ページ、IBMのエピソードは372〜373ページ


今日のテーマ:
#First_with_the_Most
#総力戦略

今日の金言:
#起業家精神の筆頭は総力戦略である

今日のACTION POINT:
#新しい製品・サービス・プロセスを開発したならば脇を固め追い抜かれないようにしてください

 総力攻撃は、弱者が市場を奪うために始める戦略であるが、危険性も高い。アップルが開拓したパーソナルコンピュータ市場を、IBMが後から参入し、模倣戦略で市場を獲得したように、ソニーが開発した新家電の市場を、パナソニックが二番手戦略でひっくり返していったように、後発の資本力と流通網の大きな企業がまるでオセロゲームのようにひっくり返していく。

 終戦記念日に靖国参拝するかどうかみたいなことでメディアが賑わっているが、実際のところ、1980年代の中曽根内閣以来、いまだに中国・韓国が日本の閣僚の靖国参拝を外交カードとして利用している。日本を弱め、外交交渉で自国に有利に向かわせるための外交戦略です。

内政干渉だと突っぱねておけばなんでもなかったことを「クレームをつけられたから」と気を使ったことが外交カードになってしまった。

日本政府の考えなしの反応が他国の外交戦略に敗戦したこととなってしまっている。

外交は相互主義だという。他国の嫌がることを止めよう、ではなく、他国の嫌がり、自国に有利になることを進めるのが外交であり、国家戦略です。

企業戦略も敵味方でみる考え方もあるのですが、今の日本社会は、敵味方より適材適所で個々の企業が社会を形作る全体の総和、「和」が社会を形作る考えが種になりつつあるように感じています。

例えば、宇都宮市の餃子会は、互いがライバル同士なのに、互いの改善のために同業他社が助け合い、技術指導するなど協力しています。

同様に、とある仙台の飲食業界は、本来、ライバル意識むき出しでバリバリ競争し合うのが常識的だったのに、同業他社同士でSNSで紹介し、助け合っています。

過去の戦争を元にした戦略論や競争論に対して、
日本社会の考え方は、違います。この辺りのことはまた別に記したいと思います。良い週末をお迎えください。

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