見出し画像

12月27日 Integrating the Economic and Social 経済と社会の調和

#12月27日  水曜日のランチタイム。
今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、 #Integrating_the_Economic_and_Social (経済と社会との統合) 
#経済と社会の調和

今日の元テキストは、1942年米国で出版された『 #産業人の未来 』より。日本版は、1965年版 田代義則訳 第2章 機能的社会とは何か 23ページ、
岩根忠訳が収録された1972年の「ドラッカー全集」では、1巻 225ページより。


ドラッカーは、ドイツ国民がナチスにどのように全体主義へと導かれていったのかについて「経済人の終わり」「産業人の未来」の初期2作によって記しています。

役割を奪い、小さな役割を与える。役割がないと、人は生きがいを失う、という心理を巧みに突いて、ナチスへと取り込んでいくやり方です。それは、まさにブラック企業のやり方であり、某政党が採用しているやり方であり、某宗教団体が実践している方法です。実に巧みなので、誰もが知らず知らずのうちに取り込まれてしまいます。

人は、家族の手伝いでも、掃除でも、どんなことであれ、役割があれば、それを支えに生きていけます。何もすることがない、させてもらえない、ということは、悲しいことです。役に立っている、という実感がない人生は、悲しいものです。そういう意味でも、仕事って大切です。ナチスはそうした心理を利用して、支持を伸ばしていきました。賢い大学教授もなし崩しで取り込まれていきました。教授らは、#ナチス が #ベルリン大学 を監督する、と宣言した時に、こう尋ねたそうです。「私の研究予算は確保されますか?」

己の自由と引き換えに、教授たちは、ナチスに従うことを決めたそうです。#ドラッカー は、厚遇のオファーをもらったそうですが、これはヤバい、と荷物をまとめ、次の日の朝、英国へ出国したそうです。

パンダ、美味しい話、ハニトラなどをぶら下げて、敵は、あなたの前に現れます。太らせてから食べるのです。元仙台市長の話は強烈でした。

#現代の問題は産業の現実を踏まえた機能する社会を手にしていないことにある
#経済の発展には目ざましいものがあります
#しかし経済を人・社会・政治よりも上位に位置づけてよいかを考えてください  

いよいよ、仕事納めですか?残りもやっていきましょう!

サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!