あなたが優れた人材として選ばれるために必要な資質とは? 11月28日 Rules for Staff People スタッフの原則

#11月28日 火曜日のランチタイムです。
#Rules_for_Staff_People (スタッフのためのルール)
#スタッフの原則

今日のテキストは、『 #マネジメント・フロンティア 』22章 #スタッフ機能の肥大化とその抑制  1986年版 235〜236ページより ↓↓↓↓↓

去年↑↑↑↑は、サラリーマン時代の思い出の1つとして、ベテラン職人から信頼を得ることについて記しましたが、仕事では口先、小手先は通用しません。

Unless staff people have proved themselves in operations, they will lack credibility among operating people and will be dismissed as “theoreticians.”(AI訳:スタッフとして働く人たちは、オペレーションでその実力を証明しない限り、オペレーションに携わる人たちからの信頼は得られず、"理論家 "として退けられてしまうだろう。)

 実力を見せなければ信頼されないのは、どの世界でも同じこと。しかし、政府や大企業では違うようです。「理論家」はまったく生産的ではないとドラッカー。

But today, in government even more than in business, we put young people fresh out of business or law school into fairly senior staff jobs as analysts or planners or staff counsel. Their arrogance and their rejection by the operating organization practically guarantee that they will be totally unproductive.(今日、政府ではビジネス界以上に、ビジネススクールやロースクールを出たばかりの若者を、アナリストやプランナー、スタッフ・カウンセルとしてかなり上級のスタッフ職に就かせている。彼らの傲慢さと運営組織からの拒絶は、彼らがまったく生産的でないことを実質的に保証している。)

ドラッカー

x上で、罵詈雑言バトルしている大学教授などを見るにつけ、己の給与が納税者が必死で働き納めた税金であることも、納税者が公金で働く国立大学教授をどう見ているかにも無自覚でSNSで程度の低いレスバして、それが所属先のブランディングはじめ、同僚らにどれほど悪影響を及ぼしているかにも考えが及ばず、何も処分されないと思っているほどの能天気に呆れてしまいます。英米なら差別ハラスメントは一発解職ですから。

日々真面目に働いている納税者がどう感じるか、そして、家族や同僚からどう見られるのかすら、俯瞰できないエリート層に重要な仕事を就けてはならないこと、#ドラッカー の指摘通りです。

逆に、どんな人に職に就けるべきかというと、#マネジメント にある通り、カリスマ、ではなく、人間としての誠実さ、という人柄です。

今日、人を好きになることや、人を助けることや、人とうまくやっていくことが、経営管理者の資格として非常に重視されている。(中略)自分自身も頭が切れる人間である場合が多いにも関わらず、他人に対しては、知的な優秀性を、人間としての誠実さよりも高く評価するというようなことはしない。

#マネジメント 1974年版 下巻 40ページより

MLBシカゴ・カブスのデーヴィット・ロス前監督、マイク・ナポリコーチ、今回39歳という若さでクリーブランド・ガーディアンズの新監督に就任したステファン・ヴォート氏エンゼルスの新監督に着任したロン・ワシントン氏など、ファンにその優れた人柄で愛されてきた選手やコーチが監督職、コーチ職に着任する例が増えています。

 優れたパフォーマンスを生み出したスーパースター達も、「この人は優れた人柄だ」と愛しく思う人が監督やコーチに選ばれる時代が来ている、と言うことは、近い将来、わが国のマネジメント職や転職市場に影響が現れるかもしれませんね。

人柄はすぐに磨かれません。今から準備することが大切です。午後からもやっていきましょう。

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