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人は「腹」で動きます。実績なき者は、人間力が小さいので人は動かず、ついて来ない。BIGMANになるには 11月28日 Rules for Staff People スタッフの原則


#11月28日
#Rules_for_Staff_People
#スタッフの原則

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

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今日のテキストは、『マネジメント・フロンティア』22章 スタッフ機能の肥大化とその抑制 1986年版 235〜236ページより

ここでいう、スタッフとは、いわゆる、現場を指導できる管理職のことでしょう。

現業の仕事、できれば2つ以上の部門で実績をあげた者でなければスタッフに任命してはならない。

同書より

 入社したばかりの、頭でっかちな学歴エリートをスタッフ職として、部署のリーダー職やマネジメント職につけたらあかんで、という話に思います。

 ワイが、いわゆる、航空会社の整備部門に出入りしてた時のこと。出世はしてないけど、現場からえらく重用されてるおっちゃんが居た。彼が「YES」と言わないと、どんなに上席が「やれや!」と言ったところで、物事が進まない。現場に設備を買ってもらえない、というおっちゃんが居た。工業大卒の兄ちゃんが理論で説得しようもダメ、上席の部長から勧めてもらってもダメ。とにかく、その現場上がりのおっちゃんがYESって言わないと、どうにもならん、という。

 営業マンとしたら、このおっちゃんに納得してもらわないと、話にならない。成田空港近くの整備工場まで通い、理論理屈じゃなくて、デモさせてもらったり、いろんな質問に回答できるようメーカーの人間連れてったり、サンプルがあれば、それを使ってもらったり、と、そういうところだけじゃYESと言わない。

 航空機は人の命を預かる仕事。口八丁やカタログの表記数値なんかで、おっちゃんを納得させられない。事故やトラブルが起こった時(それは避けられないものです)にちゃんとしてくれるかを見極めていたようでした。どうも、このおっちゃんは、人の腹=覚悟を見てたのでしょう。単に口銭を掠め取ろうとしてるのか、納品後のケアを含めてしっかり付き合う覚悟がある人物なのか、それを見ていたように思います。

見てるのは、表づら、だけではありません。中身が問われていた。いい勉強になりました。今日もやっていきましょう。

#現業の実績がなければ信頼を得られず理論家として片付けられる


 スタッフに関しても、スタッフ部門の仕事についてと同様の原則がある。いくつかの現業の仕事、できれば2つ以上の部門で実績をあげた者でなければスタッフに任命してはならない。現業の経験がなければ、現業に対し傲慢になる。計画する者にとっては、現業は常に単純きわまりない仕事に見える。
 ところが最近の組織は、ビジネススクールやロースクールを出たばかりの若者をアナリストやプランナーとして、かなり上級のポストにつけている。その結果、彼ら自身の傲慢さと現業からの拒絶反応のために、ほぼ確実に非生産的な存在となっている。
 スタッフの仕事を一生の仕事にさせてはならない。一事の仕事としなければならない。スタッフの仕事に5年から7年携わった後は現業に戻す。再びスタッフの仕事につかせるときは、現業の仕事を5年以上こなした後にする。そうしないかぎり、やがて人形遣い、用人、黒幕となる。

(『 #マネジメント・フロンティア 』)


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