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【Day2開催レポートその2】デジタルハリウッド大学夏のオープンキャンパス2021 Day2 ~場内レポート&学生インタビュー編~

2021年8月22日、デジタルハリウッド大学夏のオープンキャンパス2021 Day2(以下:夏OC Day2)を開催しました。

ハイブリッド(オフライン・オンライン同時)開催となった今回のオープンキャンパスのテーマは「奇祭」。奇祭とは、個性的で風変わりな祭りのこと。

取材前は耳慣れない言葉に首をかしげていたDHU note編集部。ところが駿河台キャンパスに一歩足を踏み入れると、そこでは文字通り、DHU生たちの個性溢れる、心躍る光景が繰り広げられていました。

本noteでは前回の「体験授業編」に続き、オフライン会場の様子や現地で活躍する在学生の姿を中心にレポートします!

体験授業編はこちら↓

怪しい光に包まれた駿河台キャンパス

いつもは明るく開放感に包まれている駿河台キャンパスのロビー。ところがOC当日に会場を照らしていたのはいつもの照明ではなく、かがり火と提灯、そしてゲストの市原えつこさんのメディアアート作品「サーバー神輿」。いつもと違った表情を見せるキャンパスには奇(あや)しい雰囲気が漂います。

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学生主体で作り上げたコンテンツも「奇祭」そのもの

キャンパスを訪れた高校生たちは、間(ま)と名づけられた教室を巡ります。それぞれの間には在学生の制作物や展示がズラリ。在学生からの説明を受けながらDHUについての理解を深めていきます。

ここからは、実際の間の様子と、制作・運営を担当した在学生の声を抜粋してお伝えします。

■鬼の間(おにのま)

奇祭会場のスタート地点となる鬼の間。会場内での注意事項説明が終わると、在学生が制作した「お化けプロジェクションマッピング」が、大学の歴史・歴代の優秀作品の展示が行われている次の部屋へと誘います。

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3年 郭 小笛さん(お化けプロジェクションマッピング制作)

本番まであまり時間がない中での制作でしたが、「やってみたらできちゃった」という感じでした。高校生の皆さんの中にはデジタルコンテンツを作ったことのない人も多数いると思いますが、怖がらず、なにもかもチャレンジだと思ってやってみてください。

留学生の皆さんは、アニメやゲームが好きで日本を訪れている人も多いのではないでしょうか。情熱は日本の学生に負けていないと思いますので、どんどん前に進んで行ってください!

次の「DH stories展」では、知られざるDHUの歴史と過去の優秀作品がパネルやiPadで紹介されています。みなさん真剣な眼差しを向けていました。

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1年 渡辺 咲蘭さん(DH stories運営スタッフ:写真左)

Day1、Day2の2日間スタッフとして参加しました。Day1ではあまり見ていただけなかったところにDay2ではたくさん足を止めていただけるようになるなど、すごく成長を感じられたイベントでした。

わたしは進路選択のときから「迷ったらやりたい方に行く」を大切にしてきて、今もそれを続けてきたからこそ楽しい大学生活を送ることができています。高校生の皆さんも、迷ったらやりたい方を選んでほしいです!
1年 山本 陵太さん(DH stories運営スタッフ:写真右)

Day1と比べてスタッフの人数が少なかったので設営が終わるか心配だったのですが、みんな効率よく動けてよりよいものになったんじゃないかと思います。2日間のオープンキャンパス、大成功でした!

来てくれた受験生の皆さんには、「最後まで諦めないで」と伝えたいです。最初の試験で落ちても、3月まで受験のチャンスはあります。諦めずに最後まで頑張ってください!

■アイドルの間 —入試道場—

(役に立ちすぎて)封印された面接のコツ」を演劇形式でお届けしたこの部屋。スライドを使いながらのわかりやすい説明はもちろん、アイドルプロデューサーや幽霊アイドルに扮する在学生の生き生きとした様子に、高校生たちは目を輝かせていました。

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1年 宮永 梨愛さん(演者:写真左)

たくさん練習した舞台を高校生たちに見てもらえたこと、入試のポイントをしっかりとお伝えできたことがよかったです。高校生の皆さんには、自分らしく、自信をもって入試にチャレンジしてほしいです!
1年 門脇 佑華さん(演者:写真右)

緊張した様子でこの部屋に入ってくる高校生も多かったのですが、劇を見た後は楽しそうに部屋を出て行ってくれたので、自分たちの役目を果たせてよかったです。劇の中でもお伝えしたように、オンラインならではの面接のコツがあります。身振り手振りを使う、自分の良いところをしっかり分析して相手に伝えるなど、自分なりに工夫してみることが大切だと思います。

■布袋の間(ほていのま)

在学生制作グループ「Intera」によるインタラクティブアート体験スペース。4面の壁を利用し、4つの作品が展示されました。

表現空間の中に訪れた来場者を招き入れ、新たな映像を描きだす本展示。リアルタイムに映し出される自分たちの姿に、高校生たちは「え、すごい……!」と感嘆の声を漏らし、スマートフォンのカメラを向けていました。

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2年 山本 翁さん(Intera所属:作品名「When I was little」)

思わず写真を撮ってしまうような工夫をしながら、絵と映像の演出の部分を担当しました。納得いかなかった部分がありつつも、これを次にの制作に生かしていきたいです。

絵やクリエイティブな活動が好きな高校生の中には、周りと熱意の差があって、グループでの取り組みが上手く進められない人もいると思います。でも、大学に進学してみて、上手くいかなかった経験も作品に生きると感じています。皆さんもぜひ、いまやれることを精一杯やっていってください。

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2年 今井 亨さん(Interaリーダー)

僕はこの作品のシステムを担当し、山本くんが考えてくれたデザインをうまく形にしていきました。たくさんのひとが見てくれたのが嬉しかったです。

技術的に難しくて実現できない、ということもあると思いますが、そういうときには他の人の手を借りてやれるのがDHUです。今はやったことないことにたくさんチャレンジして、いろんな人と一緒に積極的に作品作りを楽しみましょう!

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2年 金子 新之助さん(Intera所属:作品名「anima」)

まずは自分で楽しめるようにというのを目指した作品だったので、「楽しい!」と体験してくれる高校生がいてよかったです。

僕は「ここなら楽しいことができそうだ」という理由でDHUを志望しました。実際に入学してみても楽しいことをやれています。僕にとって楽しさは制作の何よりのモチベーション。それが実現できているのはDHUの環境あってのことなので、大学生活を楽しみたい人はぜひ来てください!

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2年 山岡 恵大さん(Intera所属:作品名「千変万波」)

今回はぶっつけ本番のような形で作品を出したのですが、改善点、今後どうやって作っていこうかみたいなことを学べるいい機会になりました。こういう場を提供してくれるDHUはとてもいい舞台・環境だなと思っています。

高校生のみなさんには、ハングリー精神を大切に、何事にも挑戦していってほしいです。

■終点 —櫓—(やぐら)

奇祭の終点となった駿河台ホールには、「来場御礼/入学歓迎」の看板を掲げた櫓にぼんぼり、ミリタリー研究会によるガチ射的体験など、祭りの締めくくりにふさわしいコンテンツが目白押でした。

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中でも多くの高校生が興味を示し足を止めていたのが、DHU読書チャンネル「読んでもいいかな」に所属する在学生VTuberによる「クイズラリー」のコーナー。Day2の会場では各所でクイズが出題され、正解者にはDHUオリジナル手ぬぐいをプレゼントする企画が行われていました。

このコーナーではクイズの答え合わせを兼ねて、高校生たちがマイクを通して在学生VTuberとコミュニケーションを取ることができます。新鮮な体験に顔をほころばせる高校生の様子に、在学生VTuberたちは「楽しんでくれてよかった!」と安堵の声を挙げていました。

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1年 皆花 やどりさん(在学生VTuber:画面左上)

「大学でやってみたいことがあるけれど自分でできるかわからない」とか「やりたいことが見つかっていない」と不安を感じている人もいるかなと思うんですが、やってみなくちゃわからないという気持ちで、まずはチャレンジすることをオススメします。なりたい自分になれるように、祈っています!
1年 白藤 らいはさん(在学生VTuber:画面右上)

DHUは特殊な大学なので、入学を迷う高校生も多いと思います。そんなときは、大学で自分が何を学びたいのかを突き詰めていって、自分にあった大学を選んでほしいと思います。ご縁があれば、お会いできるのを楽しみにしています。
1年 大石 りんさん(在学生VTuber:画面右下)

わたしは、自分のやりたいこと・興味をもったことを突き詰めていった結果DHUに入学することになります。自分の好きなことに向かって一直線に進むことを大事にしてほしいですね。
1年 眠御沢 すろうさん(在学生VTuber:画面右上)

高校生の皆さんのお話を聞いていて、素敵な夢をたくさん持っているなと感じました。その夢の前で「自分にはできないかもしれない」って不安になって止めてしまう人もいるかもしれないけれど、そういう人でも自分の可能性を信じて進めるのがDHUです。自分の夢を諦めずに突き進んで、ここで会えることを楽しみにしています!

■映像配信・生中継

YouTubeLiveにて同時配信された夏OC day2。ライブ会場のセッティングおよび映像配信は、DHUの在学生・卒業生を中心に構成されるチーム・NOAH NAMEが担当しました。Day1からさらにスケールアップした生中継(会場レポートはカメラ2台体制!)は、カメラマン、音声、技術、テロッパー、スイッチャーなど総勢20名近いチームによって支えられていました。

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3年 内田 和希さん(NOAH NAME)

中継ディレクター・フロアディレクターを担当しました。普段はスイッチャーを担当していて、現場にでて指示を出したり統括したりする経験があまりなかったので、新鮮で貴重な経験になりました。ここで得た経験をスイッチャーの仕事にも反映できたらなと思います。

高校生に伝えたいことは、やりたいことをちゃんとやり切ろう、ということです。中途半端にやらない。なんとなく過ごしてしまった1日って、他の人がちゃんとやっている1日なんですよね。だから時間を無駄にせずに、自分のためになるよう意識していけたらいいんじゃないかなと思います。

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2年 辺見 駿一郎さん(NOAH NAME)

普段はカメラマンをやっていますが、今日は音声を担当しました。今はチーム内でいろいろ役割を変える取り組みをしていて、みんなのスキルアップを目指しているところです。

僕は高校3年生のときはオープンキャンパスを「見る」側だったのですが、入学してすぐに「作る」側に回ることができて、とても充実した生活を送っています。こういう現場にすぐに携われるのが、DHUのいいところだなと感じています。

この2年でコロナ影響でオンライン化が進んで、オープンキャンパスをYouTubeなどの配信で見られるのが当たり前になりました。コロナがなくなっても配信は残り続けると思うので、引き続き頑張っていきたいです!

「奇祭」を支えたキャンパスPR生の姿

「奇祭」の開催を支えたのは、オープンキャンパスの企画・運営をメインで担当したキャンパスPRプロジェクトの学生たちでした。

キャンパスPR生は、夏OCのテーマ決定から会場の設営、当日の運営までを一気通貫して担当。高校生に楽しんでもらうために、そして、自分たちのやりたいことを実現するために何ができるのか。メンバー全員で必死に考えた経験は大きな学びとなったと口を揃えました。

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1年 齋藤 款さん(キャンパスPR 4期生)

3ヶ月もの長い時間をかけてイチから作ってきたOCだったので、高校生たちに「楽しかった!」と言われると頑張ってきたかいがあると感じました。2020年・2021年はコロナでお祭りもなくなってしまったので、OCを通してみんなに夏を楽しんでもらえていたら嬉しいです!

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2年 三枝 ゆなさん(キャンパスPR 4期生)

さっき高校生にもお話を聞いたら、「1時間では回り切れないほど楽しい」と言ってもらえました。入れ替え制で1時間しか楽しんでもらえないのは残念でしたが、「回り切れないほど」という言葉は、それほど濃いものを作れたという証拠だと思います。夏OC Day2、大成功です!

たくさんの方に来場・ご視聴いただいた夏OC Day2。「奇祭」の会場となった駿河台キャンパスには、在学生たちの「奇才」(たぐいまれな才能のこと)の片鱗が見て取れました。

2回に渡ってお届けしました夏のオープンキャンパス2021開催レポート。
楽しんでいただけましたでしょうか?

「参加してみたい」と思ったあなた! 次回は、2021年10月31日開催の「秋のオープンキャンパス」です。9月以降も毎月オンラインでの大学説明会を開催します。ご興味のある方は、以下のURLより詳細をご確認ください。

みなさんのご視聴、ご参加をお待ちしています!

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