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永井 均・入不二基義

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永井 均氏と入不二基義氏の哲学を巡る記事
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#思想

道徳と独在性①

Archives エンタメ哲学の指標 関連ツイート

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《道徳》と「我々人間」の悲しみに対する共感 <観音菩薩>の実践とは何か

「道徳」に共感せざるを得ない「我々人間」の悲しみに対する共感と理解なしに例えば統一教会等…

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Archives 「思うもの res cogitans」の思いがある限り時間も存在する ツイートセリ…

Ⅰ アリストテレスの時間の定義:「時間とは運動の数である」とベルクソン時間哲学

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「存在論」の彼方Ⅱ 数 線 コギト(「思うもの res cogitans」の思い)

「数と線はあらゆる思考に先立っているのか」という問い。ピタゴラスと純粋直観(カント『純粋…

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「交換様式D」への問い 『力と交換様式』by 柄谷行人

Ⅰ 転移-逆転移 上記記事のテーマは「転移-逆転移=資本主義システム」の彼方ということにな…

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<私>の成立――哲学 科学の究極の問いへ 『哲学的洞察』by 永井 均 を巡って 増補改訂版

Introduction ふと思ったが、確かに「我々」は(例えば何らかの他者の危急の事態において)「意識はありますか」と聞くことはあっても、「私はありますか」と聞くことはない。 ここには哲学的洞察が潜んでいる。しかしそれがその姿を露にすることはない。いわば裏返されて不可視になった哲学的洞察だといえる。 <私> <今> <現実> 前掲書115頁「<私>の成立にも<今>の成立にも<現実>性という要素が不可欠」 やはりここが最大の肝であり究極の謎だ。今に至るまでこの究極

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メタバースを巡って メタ性への問い

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潜在無限色としての「白」から「マルチバース仮説」へ

潜在無限色としての「白」のベクトルは「黒」とは真逆で全ての色を等しく同時に呈示しているは…

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数学 物理学と哲学 「ゼロ除算=ゼロで割る割り算」を巡って

Introduction 「無の一つ一つは空を表現する(道取:言い表す)目印であり、空は無を表現する…

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安倍公房 トポロジカル・カーブのスナップショット

amazonより 「突如記憶が中断してしまい、謎に満ちた世界を手探りで行動する男。現代人の孤独…

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ウィトゲンシュタイン哲学の最深部を巡ってーー哲学者入不二基義氏との対話

この対話において語られた入不二氏の言葉は、<現実>の「現実性の問題」という入不二氏の哲学…

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この<私>が書くことーー安部公房「すべての他人に共通している内部」

安倍公房は1964年『他人の顔』において、「すべての他人に共通している内部」への問いを放った…

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