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永井 均・入不二基義

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永井 均氏と入不二基義氏の哲学を巡る記事
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記事一覧

青山拓央氏の場合――「意識」を巡る記述の超越論的-超越的二重性/循環

※下記は、現在「下巻」執筆中の『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している 』「…

『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』叙述構造 増補改訂版(「上…

序文 <私>と現実性へと向かって 第1章 無内包性と形式性 Ⅰ アリストテレス『形而上学』…

入不二基義『現実性の問題』「マイナス内包」を巡って

現在執筆中の『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』本論「第6章 左右の問…

『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』『序論』

 『<私> は0と1の<狭間>で不断に振動している』 の序論の位置づけを持つ本論考は、『純粋…

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『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』 「序文」最新Version

『本論』 序文 <私>と現実性へと向かって  『序論』での探究を前提とした以後の記述におい…

ハイデガー『カントと形而上学の問題』抜書き 21歳時のノートから

大森荘蔵/その最深部の問題 増補改訂版

現在執筆中の『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』本論第1章Ⅰの「附論」を転載  先に見たように、図形と数といった数学的存在と「今」は、生成や消滅の過程にはありえず「実体性(実在性)」を持たない「アポリア的存在」として、「可能態(潜勢態)-現実態」というアリストテレス『形而上学』の枠組みにおいては殆ど取り扱い不可能になる。だが、アリストテレスは、プラトンとの対峙においてその哲学的-形而上学的探究の最終段階までこのアポリアと格闘し続けたと思われる。つまり、

AIの真の脅威とは何か 他者性の消失と絶対的な他者

現在執筆中の『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』 本論の記述より転載 …

『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』(Metaphysics: The <I> i…

序文 <私>と現実性へと向かって 第1章 無内包性と形式性 Ⅰ アリストテレス『形而上学』…

『形而上学 <私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』(Metaphysics: The <I> …

『本論』 序文 <私>と現実性へと向かって  『序論』での探究を前提とした以後の記述に…

<私/X> リーマンゼータ関数の形而上学的読み替え

Metaphysical cores (work in progress) 2023.6

『<私>は0と1の<狭間>で不断に振動している』本論「序文」の一部 永井 均氏への…

カント『純粋理性批判』から〈まさに-この-私〉の経験へ 無内包の〈現実性〉へと向かって