【J1 第4節】北海道コンサドーレ札幌×FC町田ゼルビア
Jリーグ Division1 第4節 北海道コンサドーレ札幌vsFC町田ゼルビアの試合を視聴した。
開幕からの3試合、札幌は0勝1分2敗の19位、町田は2勝1分0敗の2位に位置する。対象的な開幕スタートとなった2チームの試合となる。
試合前のプレビューとしては、どうしても札幌にとって厳しい試合になりそうな予感がした。
1. 北海道コンサドーレ札幌 スタメン
札幌のフォーメーションは3-4-2-1となる。
札幌は前節から3人の選手を入れ替えた。
この試合の先発となる右サイドの田中宏武選手はプロ初先発となる。
また、前節、左センターバックを務めた菅大輝選手が左サイドに移動し、右サイドを務めた浅野雄也選手がシャドーの位置に入った。
2. FC町田ゼルビア スタメン
町田のフォーメーションは4-4-2となる。
前節からは負傷したバスケス・バイロンに代わって藤本一輝選手が移籍後初先発となる。藤本が左サイドに入り、平河が右サイドに入った。
その他のメンバーは前節から変更なしとなった。
3. 試合経過
試合は、お互いの特徴がみえる試合の入りとなった。
札幌は右サイドの田中宏武選手のドリブルを中心として、町田ゴールに攻め込む。一方で、町田はいつも通りに固い守備からカウンターを狙う形となった。
前半の最初は札幌がボールを持って町田陣内に攻め込む場面をいくつかみることができた。
しかし、前半30分ごろになると町田の守備によって札幌の攻撃が停滞し、鋭いカウンターを浴びる場面が増えてくる。
お互いに決定的な場面を作ることはできなかったものの、町田優位で前半を折り返す。
町田ペースのまま迎えた後半8分、町田が先制する。
平河悠選手が右サイドを突破し上げたクロスを、オセフン選手が折り返し、藤尾翔太選手がゴールに突き刺した。
後半21分、CKからドルシェビッチがヘディングでゴールに突き刺し、追加点を上げる。町田にとって今シーズン初の複数得点となった。
追いつきたい札幌は後半22分に高卒ルーキーの原康介選手、後半34分に長谷川達也選手と田中克幸選手を投入して巻き返しを図る。
すると徐々に、攻撃する時間が増えていき、後半40分に原康介がプロ初ゴールをあげた。この得点は札幌にとって今シーズン初ゴールであり、原選手にとってプロ初ゴールとなった。
しかし、追い上げもここまで。
町田は今シーズン初出場となる昌子源選手を投入し、逃げ切り、1-2で勝利している。
4. 気になった選手
MF 田中宏武 選手(北海道コンサドーレ札幌 30番)
J1初先発となったプロ2年目の選手。プレー自体を観たのは初めてかな。
右サイドから積極的にドリブルを仕掛けるプレーが目立ったね。非常に札幌に右サイドっぽい選手だなぁ〜と感じたかな。
まだ、判断ミスでボールを奪われる場面もあったけど、これから試合を重ねていくと面白くなるかな〜と感じた。
MF 平河悠 (FC町田ゼルビア 7番)
もう十分に実力を知ってる選手だけど、圧倒的だったね。
普段とは違う右サイドでの先発だったが、完全に右サイドを制圧していた。
先制点の起点となったり、何度も右サイドを抜け出したり、獅子奮迅の活躍だったね。
両サイドどちらでも、脅威になるのは圧巻だったな。
5. 試合総括
試合は町田のゲームだったね。
札幌は前半から果敢に攻めていったものの、町田に押し返されて、段々と攻撃の勢いが減って行ってしまった。ここまで、札幌は得点がないのも影響したのかなぁ?
逆に、町田は後半開始から一気に流れを掴んだように見えたね。
ここぞという時に、得点が取れるのは今勢いのあるチームならではだよな〜
終了間際、後半35分ごろになって、札幌に勢いが出てきたけど、エンジンのかかる時間が遅かったかな。そこまで、町田の戦術が"見事"と言うしかないね。
札幌は高卒ルーキーの原康介選手が、札幌の今シーズン初ゴールを決めたことをポジティブに考えて、次に進むしかないね。
両チームの現状がよく現れた試合になったかな。
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