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【Lost and Found】制作者の強い情熱を感じるオンライン演劇

稲垣湧斗

何度でも言う。
これ作った人たちは頭がおかしい」!!

そんなことを言いたくなるくらい、演劇にかける強い「情熱」と「意欲」を感じてしまった。

先日の8/28(日)、「劇団ノーミーツ」が主催する、世界同時演劇「Lost and Found」というオンライン演劇をみた。

「Lost and Found」は、「劇団ノーミーツ」が文化庁の支援を受けて行う"1回限り"の実験公演だ。

出演者は、日本のみならず世界各地から参加して、オンラインで演技をする。

非常に挑戦的で、斬新な取り組みだった。

1. 出演者は世界各地7ヶ国から参加

この公演は、東京にある1軒のユースホステルが舞台となる。このユースホステルと世界中にいる、かつての宿泊者との会話で物語が進むオンライン舞台だ。

(より細かなあらすじは、公式サイトへ)

出演者は、日本・中国・南アフリカ・アメリカ・メキシコ・チリ・イギリスの7ヶ国から出演し、それぞれがオンラインで演技をした

言語も、日本語・英語・中国語と3ヶ国語が行き来し、この3言語が行ったり来たりする場面もあった。

う〜ん、「これ作った人たちは頭がおかしい」!!

2. 細かな演技の仕掛けに感動

「Lost and Found」を見ていて、一番感動させられたのは、
演技中に垣間見えた「仕掛けの細かさ」だ。

オンライン演技という特性を活かし、カメラ映像とチャット画面が自由自在に切り替わる。

また、日本語・中国語・英語の3ヶ国語の字幕が表示されたり、世界各地の出演者の持つ小道具が非常に細かかったりした。

この作品にかける強い「情熱」が、細かな仕掛けからも伝わってきて、非常に感動した。

3. 「劇団ノーミーツ」の今後の作品にも期待

もちろん、今回の「Lost and Found」は実験公演だ。荒削りな部分も多少見られた。

特に、オンライン演技という特性上、画面が固定されていて、出演者に大きな動きがなかったのは、少し気になったかな〜〜

どうしても、会話中心の演技になってしまう


しかしながら、「劇団ノーミーツ」がこの挑戦的な企画を成功させたことは、めちゃくちゃ凄いし、「Lost and Found」を経てさらに凄い作品が生まれる予感がしたことは間違いがない。

私自身は3月の「あの夜を覚えている」をみて、「劇団ノーミーツ」のファンになった新参者だ。

今後の「劇団ノーミーツ」の作品を追っかけながら、オンライン演劇の更なる発展に期待したいと思う。次回作も楽しみにしてます!!!





<余談>
今回の「Lost and Found」を脚本した小御門優一郎さんと、ニッポン放送社員の石井玄さんが出演する「滔々あの夜咄」、毎回楽しく聴いてます!!




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