歴史が苦手でも大丈夫!! 歴史を楽しく語るCOTEN RADIO
音声コンテンツが好きだ。ラジオやPodcastなど楽しいコンテンツを聞くことにハマっている。
その中で今月、非常に面白いPodcastを見つけた。
それは「歴史を面白く学ぶ COTEN RADIO」だ。
COTEN RADIOは"歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ"となっている。
喋り手は、株式会社COTEN代表の深井龍之介さん、株式会社COTENの楊睿之(よう えいし)さん、株式会社BOOK代表の樋口聖典さんだ。
COTEN RADIOは歴史の魅力を楽しく、分かりやすく伝えてくれる。
それぞれが会社を経営する立場でもあるため、過去と現在を比較しながら話を進めていくのも特徴だ。
そんなCOTEN RADIOは世間的な評価も高い。
2019年には第1回 JAPAN PODCAST AWARDSで、
大賞とSpotify賞をダブル受賞した。
私は2月に「第1回:吉田松陰編」から「第106回:アメリカ建国編」までを聞いた。今回はその中でおすすめの3つの回を紹介しよう。
1. インド建国の父、ガンディー(第56回〜第62回)
インド建国の父、マハトマ・ガンディー。
ガンディーは、インドがイギリスの植民地から独立する動きに火を付ける大きな原動力となった人物だ。「非暴力・非服従」を唱え、「塩の行進」と呼ばれるイギリスの塩税に対抗した。
その活動で多くのインド人に感銘を与えた一方で、理想通りに行かない現実との狭間で、もがき苦しむ姿はあまり知られていない。
ガンディーとガンディーの周りの人がどのような人生を歩んだのか。
ガンディーの功績とその影が垣間見える、考えさせられる回だ。
2. 幕末の風雲児、高杉晋作(第88回~第97回)
幕末の志士の中でも高い人気を誇る人物に、高杉晋作がいる。
長州藩の志士として、長州藩を一つにまとめ、明治維新のきっかけを作った人物だ。
高杉は29歳という若さで亡くなってしまったが、今も高い人気を誇る理由がこの回に詰め込まれている。
長州藩の指導者である吉田松陰を師匠として、吉田松陰の影を追い続けた男の豪快な人生は一見の価値がある。
3. 究極の知的探求者、三蔵法師:玄奘(第79回〜第87回)
西遊記の主人公として有名な三蔵法師。この三蔵法師は玄奘(げんしょう)という実在の人物がモデルとなっている。
この回では玄奘の本当の功績が、分かりやすくまとめられている回だ。
知的好奇心の塊だった玄奘は、その知識欲のために国を抜け出し、ヒラヤマ山脈を越えて、インドを目指す旅を始める。玄奘を、それほどまでに突き動かすものは何だったのか?当時のインドで何を持ち帰ってきたのだろうか?
究極の知的探求でいくつもの困難を乗り越えた男の物語だ。
歴史は面白い。
COTEN RADIOを聴いていると、歴史の面白さが再確認できる。
私もこのCOTEN RADIOのように面白く歴史を語れるようになりたい。
そんなことを考えながら、3月は残りの回もしっかりと聴いていく。
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