人前で話すことの克服方法

私は人前で話すのが苦手だ。
特にアドリブで話すことが大の苦手である。


そうはいっても営業部門の管理職の立場上、
人前でしゃべる機会が残念ながら多い。

相手は
うちの社員だったり
取引先の方々だったり。

話す時間が
長かったり
短かったり。

簡単な内容だったり
難しい内容だったり。


色々なパターンがあるけど、
どんなパターンでもアドリブで話すのは
全部苦手だから困る。

人前に立つだけで
緊張をして汗をかいて声が上ずる。
視線をどこに向けたら良いか分からずに
不自然な姿勢になってしまう。


だから喋る時は必ずあんちょこを書く。
そして入念なリハーサルをする。

リハーサルは
頭の中だったり
空きスペースにこもったり。
適当な場所が無い時はトイレにもこもる。

よくそんな流ちょうにしゃべれますね!
と時々言われるけど、
それはただその分だけ
がっつりと時間をとって練習したからに過ぎない。

中にはぶっつけ本番で
流ちょうに話せる管理職も社内にはいる。
そんな光景を見ると心からスゴイなと思う。


自分も昔は颯爽と話せたらさぞカッコいいと思い
原稿を作らずリハーサルもせず、
のぞんだことが幾度かあった。
内容はどれもたがわず悲惨な結果だった。

これだけ場数をこなして経験を積んでるのに
毎回あんちょこを作ってリハーサルをしなきゃ
人まで話せないことがに情けなく思う時期もあった。

でも大事なのは練習をせずに颯爽と話すことではなくて

聞いてもらう人にどれだけ伝えたい内容が伝わるかだし
そこにいたる思いを感情をのせて届けられかだと思う。

ちょっとの準備でそれが出来たら確かに素敵だ。
でも自分にはそれは出来ない。
出来ないものはもうしょうがない。

その出来ないを潔く認めたうえで

そえを踏まえてどうやって
最善を尽くせるかを考えるしかないと思う。


事前の準備のおかげで
原稿を作る段階で
相手に伝わりやすい内容かを
チェックできるし

話しの筋道を冷静に整えることが出来る。

リハーサルを行うことで
感情が思った通りにのせられるか
の確認をすることが出来る。

何もなしに出来る人よりは
時間はかかってしまうけれど

準備に時間をかける分
相手に届ける言葉を
しっかり磨くことが出来る。


無いものを恨んでもしょうがないし、
背伸びしてうわべのカッコよさを
演じても意味が無い。

無いなら少しでもそれを補えるように
努力すればいい。

準備もだんだんやるごとに洗練されてきて
一回にかかる時間は短くなっていく。
逆に質はあがってくる。


人前で話すのが苦手なあなた

私も同じです。
たくさんしゃべる機会があるのに
一向にアドリブはうまくならない
私はその辛い気持ちがよく分かります。

最初は時間がかかるかもしれなし
いきなりは上手にならないかもしれないけど
あんちょこを作って少しでもリハーサルをするのが
一番の近道だと思います。

やればやった分だけ必ず上達します。
騙されたと思ってトライしてもらえたら嬉しいです。

ではでは。








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