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業務評価について考える

この記事は浜松のオフィスデザイン事業・コワーキングスペース事業・レンタルスペース事業を行う、「株式会社デクシィ」のスタッフMが「働く」をキーワードに自由気ままに投稿しています。


今、社内で業務評価項目についてスタッフ全員で検討しています
自分自身が評価され、報酬にも反映されると考えると議論がなかなか進まない状況です。
業務評価は、スタッフのモチベーションを維持し、会社全体の成長を促すためには欠かせないと思います。
半面、評価基準や手法が不明確だと、スタッフの不満を招き、モチベーションの低下にもなる恐れもある事にも気が付きました。
そこで今回は、業務評価の重要性とその目的について、改めて考えてみたいと思います。


1:パフォーマンスを向上させるため

自分の強みや改善点を把握するため重要なフィードバック手段です。
少人数の会社では、お互いに評価し合う「360度評価」も良いかもしれません。
自分では気づいていない「強みや長所」が案外多いような気がします。

2:モチベーションの向上とキャリアアップのため

公正な業務評価は、スタッフのモチベーションを高める要因となります。評価を通じて、報酬や昇進に反映されることで、スタッフは自分のキャリアを積極的に開発しようとする意欲が高まります。

3:組織目標との整合性の確認のため

組織の目標やビジョンと整合した行動を取っているかどうかを確認する手段です。評価を通じて、組織全体が一貫した方向に向かって進むことを確認し、組織目標に結びついているかを明確にします。
いわゆるミッション・ビジョン・バリューです。
ここが会社全体で理解され、同じ方向を向くのが理想です。
社労士さん曰く、「ここにブレが無ければ、会社は上向きます」との事でした。

4:能力開発と人材育成の計画のため

スキルや知識の不足を特定し、それに基づいてトレーニングや能力開発の計画を立てることができます。これにより、スタッフが継続的に成長し、組織全体の競争力が高まります。

5:公正な報酬と昇進のため

業務評価は、報酬や昇進における公正性を確保するための基盤となります。評価基準に基づいて公平に評価し、その結果をもとに報酬や昇進を決定することで、社内での不公平感を減らし、信頼関係を築くことができます。

大切なのは・・・双方の納得と信頼

評価する側(経営者)とされる側(スタッフ)が納得する内容を共に検討することで、評価の信頼性と透明性が高まり、これによって組織全体のパフォーマンスやスタッフの満足度も向上するのかなと思いました。
そして評価は固定されたものではなく、会社の状態や変化に応じて定期的に見直し、更新することも大切です。
そう考えると、評価項目は会社の重要案件ですね。

人間は無意識のうちに人・物を評価しているそうです。
その評価項目は自分の物差しや偏見によるものです。
心当たりはありませんか。
私はあります。
ご近所さんなどほぼ偏見で判断してしまいます。(すみません・・・)
いつもお掃除してるから〇
大音量の音が漏れてくるから✖  
といった具合にいつの間にか評価項目を作り、自分に都合よく、勝手に評価しています。

では評価項目を決定したとして、
評価された内容をどう理解すれば良いのか??
これも大事な点だと思いますので、次回はここに着目したいと思います。


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