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おうち映画鑑賞会も良いもんだ
「暑いですね」という言葉に早くも飽きた。
外に行くにも決意を固めて防備をしなければ、命に関わる。
そう簡単に外を歩けない気候なのに、ニュースアプリに刺激されて、映画が観たい気分になってしまった。どうしよう。
好みの映画館が活動範囲内にあるのだが、そこは駅から少し距離があり、この気候ではたどり着く前に干物と化しそうである……
考えあぐねた結果、最新の映画を観るよりも快適な場所で映画欲を満たすことにした。
おうちで映画を観るときは、少しでも映画館っぽい雰囲気になるように、お気に入りのドリンクを用意するのは欠かせない。
今回は抹茶ミルクタピオカ。
世間がタピオカを忘れても、私はまだ君を見捨ててないよ。
月1くらいのライトなお付き合いだけど。
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はい、閑話休題。
今回は洋画を2本観た。
以下、内容を手短にまとめる。
「リプリー」(1999)
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まず、若き日のジュード•ロウの美貌に心を掴まれた。
とにかくキャストが豪華で、主演のマット•デイモンの演技がまさにサイコパスでハマっている。
主人公は息をするように嘘をつく男。
別人に成り変わったり、筆跡を真似たりする才能を持つのだが、計画の詰めが甘くて観ている側は何度もハラハラさせられる。
ラストシーンがさらなる不幸を暗示させるようで、気味の悪さが余韻として残る。
2時間超えなので、もう少しコンパクトにまとめてもいいかもなぁ。
✳︎
違ったタイプの洋画をもう1本。
「リディーミングラブ」(2022)
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こちらは長さを感じず、最後まで惹きつけられた。
美男美女のキャスティングで眼福…!
ひとりの農夫が、ある不幸な女性に一目惚れし彼女への愛を貫くお話…と、それだけ聞くとありがちなラブロマンスなのだが、男女の関係だけでなく、もっと大きなテーマを扱っているように感じた。
男性が女性の汚れた足をたらいに入れて洗ってあげるシーンをはじめ、ところどころ宗教色が出ているのが特徴だ。
罪を犯した人間の「救い」や「赦し」について考えさせられ、意外にも深みがあるお話だった。
うん、満足。
✳︎
今回の映画鑑賞会は成功をおさめた。
こんな感じでおうち時間を充実させながら、夏をやり過ごすつもりだ。
せっかくサブスク3つに加入しているのだから、活用しない手はないだろう。
次はJagabeeでも齧りながら、気楽に笑える映画を観てもいいかもなぁと計画を練っている。
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