海向寺　即身仏

先日お邪魔した海向寺さんに大切に保管されている即身仏。
本日お会いできました。
木食を年単位で行いつつ山からの自然のエネルギーを取り込み霊力や生命力に変換しながら生きながらにしてミイラ(厳密にはミイラではないが)になった方々。

完璧な修行と完全な木食を達成しないと即身仏にはなれない非常にレアな方々ですが、日本で唯一2体一緒に安置されている場所です。
お二方ともに、このお寺の初代と9代目の住職さんだったそうで、この宇宙、人々の幸せを願い究極の修行を完遂され即身仏となられたとのことです。

撮影禁止のため撮影できませんでしたが、武家出身の冨樫さん(初代住職)の前に立って手を合わせると何かしらのエネルギーを感じました。巨木の生命エネルギーに似たような？
見た目も木のような質感ですし。

人間の精神力と大自然のエネルギーの結集っていう見えないもを、見えるかたちにしちゃってるお二人にただただ素晴らしいとしか思いようがなかったです。これもまた一つの悟りへのルートでしょうね。