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言語化の先にある未来

Hola Chavales!!!!

今回は『言語化の先にある未来』というテーマで

僕個人の予想を話していきたいと思います。


言語化は共通言語を作ること

現代サッカーを説明するときに

頻繁に出てくる言葉として

『5レーン理論』『ハーフスペース』『偽〜』

スペイン語から日本に入ってきた言葉だと

『コントロールオリエンタード』『コンドゥクシオン』

僕が日本の友達から知った言葉で

『ドライブ』『ポケット』


様々なプレーが言語化によって

誰もが理解できる共通言語になっている。

それが自ずとサッカーを理解するという所に

繋がってきている。


海外のサッカー用語を言語化する難しさ


僕がスペイン語のサッカー用語を日本語に訳すこと。

これは『言語化』ではなく『翻訳』。

そして一番難しいのは日本のサッカー用語にない言葉を『言語化』すること。

代表的な例だと

『コベルトゥーラとペルムータの違い』

日本語の場合どちらも『カバー』という表現になってしまうが

スペイン語では2つの言葉でカバーの種類を『言語化』している。

海外のサッカー用語を『言語化』する難しさはここにあると思う。


言語化が終わったら日本は世界に追いつけるのか


今現在日本でも多くの言葉が『言語化』され

それは戦術だけではなく技術やフィジカルの要素でも分かりやすく細分化されている。

ドリブル・止める・蹴る・体の使い方。

写真一枚切り取って『この立ち方が綺麗』とか。

すごく面白くて学びが多い一方で

じゃあ日本は『言語化』を終えたら世界に追いつけるのか。

そこを考察していきたいなと思う。


スペインで評価される選手


日本人から見たスペインサッカーは

『華麗なパスサッカー』というイメージが強い。

ただこれは大きな間違い。

これは僕とルベンとの車の中での会話ですが

僕:『サッカー選手で一番大事な要素は何?』
ルベン:『闘える選手だ。闘える選手はそれがたとえどんなカテゴリーでプレーしていたとしても、フットボーラーだ』


スペインで評価される選手は

競り合いで体ぶつけられる選手だとか

五分五分のボールに突っ込んでマイボールにできる選手だとか

ファウルでプレーを止められる選手だとか

『闘える選手』『勝負にこだわれる選手』のように僕は感じています。


多くの人が見ているバルセロナやレアルマドリードの選手たちの華麗なプレーは

『闘える選手』が集まった上でのテクニックや戦術である。

なので日本が『言語化』を終わらせて

世界のサッカーの現象を100%真似っこができたとしても

まだ世界には追いつけないと考えています。


言語化の先にある未来


ここで今回のテーマである『言語化の先にある未来』の結論は

『文化』

サッカー文化に焦点が行くのではないかなと。

例えば

Jリーグとリーガの試合ではスタジアムが盛り上がるプレーが違うのような肌感覚の違い。

僕の言語化能力の問題もありながら

言葉では表現できない領域っていうのがある。

それで僕が言いたいのはスペインサッカーの文化を真似するということではなく

世界のサッカーの言語化が終わった後には

日本サッカーの文化を作っていく必要があるということ。

真似っこでは世界に追いついた頃には

世界はもっと先に進んでしまっている。

『自分たちで作り出す』という領域に行かないと

世界に追いついて追い越すというところまでたどり着くのは厳しいと思う。


『言語化の先にある未来は文化』

これが僕の結論です。









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