なぜサッカーを理解するということに時間がかかるのかというのを改めて丁寧に説明します -時間でしか解決できないからこそ早くやれ-
Hola Chavales!!!!
昨日今個人分析してる選手とのフィードバックが5回目を迎えまして、
一区切りということでこの5回を総括しながら次なるテーマを決めていったんですけど、今日はそこでの気づきのハナシです。
何度も言ってるように、
サッカーを理解してピッチ上で表現するためには最低でも1年はかかります。
だからこそ思い付きで取り組んで成果を得られるような安っぽいものではなくて、
きたんと長期的なプランで逆算して取り組む必要があるので、チンタラしてないで早く行動した方がいいよって伝えてます。
でね、今回は【なぜ時間がかかるのか】というハナシをしていくのですが、
これは僕の個人分析のフォーマットのハナシ。
『知りたい』っていう方にはシェアさせてもらってるのですが、
ざっくりと説明すると僕のやっていることは【状況における基準づくり】です。
でね、ここが時間がかかるところです。
つまり何の時間なのかというと、
たくさんの状況の出会うための時間です。
要するにたくさんの状況に出会うためにはたくさんの試合をする必要がある。
でね、プロセスで言うと一番最初が一番きついです。
何でかって言うと毎試合新しい状況に出会っては基準を作る。
そして作った基準を意識してプレーして無意識にする。
その繰り返しです。
何十試合もやると、
2回目に出会った状況と同じ状況に13試合目に出会えたりして、そこで基準づくりの成果を発揮する。
そしてまたトライアンドエラーしたと思ったら次の試合ではまた新しい状況に出会って新しい基準を作る。
そんな感じで進んでいくので最低でも一年間はかかるよねっていうハナシ。
まだこの選手に関しては始めてから1ヶ月半くらいなので今は頭に叩き込むことがありすぎて一番つらい時期。
つまり『サッカーが下手になったんじゃないか』って感じてしまう時期です。
でも既に個人分析を始めて一年半を超える選手の場合だと、既に何十個もの状況に合わせての基準があるのでハナシの展開が速いです。
例えば、
っていうこのハナシを何映像も図も使わないと理解できないと思うんです。
でもこの会話を何の映像も図も使わなくても同じ絵を描けてるのでこんなスピード感で話せるようになります。
それは時間が解決するところ。
時間が解決するからこそ、
時間でしか解決できない事があるからこそ、
できるだけ早くからサッカーを理解することに時間を使うこと。
これは僕からのメッセージ。
今はまだサッカーを理解するということを舐めてるかもしれないけど、
本当に必要だと思った時にはもうとか既に遅しかもしれない。
ではまたー。