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ハリウッド俳優が読んでくれるAudibleのおすすめ英語本:トム・ハンクス、ケイト・ウィンスレットetc

週末はソファでトム・ハンクスに読みかけの本を読んでもらう。彼の声、柔らかくて心地よく、いい英語学習になるんですよね。

本当ですよ。もういいよって言うまで休まず読んでくれます。

そう、オーディブルでね。

私の趣味は洋書の読書。でも悩みは、実際に本を手に取って読む時間がないこと。なので無料キャンペーンを試して以来、朗読本Audibleにまんまとはまってしまっています。

誰かに読んでもらったら、時間の節約にもなるし、英語のリスニングの勉強にもなります。

で、どうせなら聞き取りやすい朗読がいいな……いい声の人がいいな……誰かすごい人に読んでもらえないだろうか?

そう思って究極の贅沢を思いついたんです。

ハリウッドスターに読んでもらうこと。

よく調べると、スターの朗読本たくさんありました。

トム・ハンクスが読んでくれる本

今、読んでもらってるのは「Uncommon Type」というトム・ハンクスご自身が書かれた短編集です。

タイプライターの収集家であるトム。トムのお人柄通り、優しくユーモアに溢れる心温まるお話が詰まっています。とてもいい本です。

(表示価格に関わらずオーディブルでは、初月無料キャンペーン中↓)

そして、もう一冊は、アン・パチェット作の歴史長編小説「The Dutch House」です。

こちらは私はサンプル部分の試聴しかしていませんが、ピューリッツア賞のファイナリスト作品だそうですし、数々の賞も受賞しているようですので、読みごたえ(聴きごたえ)がありそうです。

ケイト・ウインスレットが読んでくれる本

タイタニックのローズ役が有名なケイト・ウインスレットも随分たくさん朗読本を出しています。

こちらは、これまで何度も映画化されているエミール・ゾラの有名な「嘆きのテレーズ」。アメリカ英語が得意な私でも聞き取りやすいイギリス英語で質のいいナレーションです。

がらりと趣向が変わって、こちらはロアルド・ダールの子供向け大人気作「マチルダ」です。同じくロアルド・ダールの「The Magic Finger(魔法のゆび)」もあります。

これは、初心者でも比較的聞きやすいレベルの英語ですので、親子で聴いたりもできると思います。

ケイトの朗読で、ウィッシュリストに入れているのがこれです。サンプルを聴くとさすが俳優さんの朗読。ちょっとダークなストーリーのようですが、熱が感じられて面白そうだったので、イギリス訛りの聞き取りの練習にしようと思っています。

ベネディクト・カンバーバッチが読んでくれる本

ドラマのシャーロック・ホームズ役から一躍大人気俳優になったベネディクト・カンバーバッチもたくさん朗読本があります。

ファンならまず外せないのが「シャーロック・ホームズ」シリーズ。コナン・ドイルの作品からインスピレーションを経て新たにジョン・テイラーが書き下ろした短編が4つ収められています。

そしてこちらは、音楽の演出もあってノックアウト級の素敵な朗読です。お馴染みの「スノーマン」ですが、ベネディクトさんの深みのある声とイギリス英語の響きが優しくて、子供と一緒にベッドタイムストーリーに聴くと、とてもワンダフルな夢が見られそうです。

うって変わって、こちらはあの有名なフランツ・カフカの不気味小説「変身」です。不思議な魅力のあるこの名作をイギリス英語でいい感じで読んでくれます。

何度か読んだ本なので、作品イメージがあるのですが、音になって出てくると、人間って例のアレに変身したらこんなしゃべり方になるんだ、さすが役者さんだなあ…と脱帽します。

アン・ハサウェイが読んでくれる本

アンは、ご自身の主演作「プリティ・プリンセス」の原作「The Princess Diaries」のシリーズ3作を朗読しています。

一つ試してみて面白かったら、シリーズで読破すると英語力として自信になるかもしれませんね。

アンは、「オズの魔法使い」の朗読もしています。児童書ですので、英語的にはこちらの方が少し聴きやすいかもしれませんね。

ジュリア・ロバーツが読んでくれる本

ジュリア・ロバーツは、個性的で面白いと密かなファンが多い映画「私がクマにキレた理由」の原作「The Nanny Diary」を朗読しています。

ジェレミー・アイアンズが読んでくれる本

洗練された不気味さがなんともセクシーなおじさま、ジェレミー・アイアンズは、そのデカダンス漂うイギリス英語で、T.S.エリオットの詩集とあの名作「アルケミスト」を読んでくれます。

ご本人が主演され、これまた退廃的な魅力いっぱいの映画の原作も朗読されています。「ロリータ」と「ダメージ」です。

妖しい気分に浸りたいときは、ジェレミーおじさまに身をゆだねてみようかと……。

キャリー・マリガンが読んでくれる本

「17歳の肖像」「華麗なるギャッツビー」「私を離さないで」などの主演でキュートな魅力を放つキャリー・マリガン

彼女の朗読もとても聴きやすいです。

ロザムンド・パイクが読んでくれる本

「ゴーン・ガール」で鮮烈な印象のクールビューティー、ロザムンド・パイクは、期待を裏切らないクールで高貴なイギリス英語で、ジェーン・オースティン作品を朗読してくれます。

「高慢と偏見」

「分別と多感」

俳優さんたちの掛け合いが楽しめる本

ユアン・マクレガー(スター・ウォーズ)とレネー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズの日記)は、こんなほのぼの作品で共演しています。「ピーター・ラビット」です。

これは、作者であるベアトリクス・ポターの伝記映画「Miss. Potter」の出演者たちによる朗読だそうです。素敵な企画ですね。

シェークスピアの「オセロ」も、ユアン・マクレガーが朗読、こちらは「それでも夜は明ける」の主演キウェテル・イジョフォーらと迫真の演技バトルです。

こちら「8(エイト)」は紙の本の朗読ではなく、演劇のAudibleです。文字通り俳優さんたちが演じてる舞台の音声です。ラジオ用の演出でもあるので、音がとてもきれいです。

「8(エイト)」とは、とある裁判の再現劇です。2010年、カリフォルニア州が同性婚の権利を排除するした憲法改正案8項を違憲だと米国平等権財団(AFER)訴えた裁判です。

この演劇に出演した俳優さんはそうそうたるメンバーです。

ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マーチン・シーン、ケビン・ベーコン、ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・C・ライリー、ジェイン・リンチ、マシュー・モリソン、クリス・コルファー、ジョージ・タケイetc...

皆、LGBTQの認知という趣旨に賛同して無償で出演したそうです。
こちらの記事に詳しく掲載しています。

番外編:サミュエル・L・ジャクソンが大暴走!

最後におまけにとても楽しい作品をご紹介します。

個性派俳優サミュエル・L・ジャクソンが、よい子たちにおやすみ前の読み聞かせ……と思ったら、大暴走。よりによって読み聞かせで「Go the F**k to Sleep!」とFワード炸裂!捧腹絶倒の楽しいナレーションを聴かせてくれます。

アメリカではとても話題になった作品で、一聴の価値あり。300円なり!

これはもう目移りしますね。

他にも、いっぱいあるので、また別の記事でジャンル別の紹介をしますね。

こちらの記事は、短編集の特集です。ハリウッドスターが朗読してくれる作品集もたくさん紹介しています。

オーディブルを紹介している記事はこちらです。



英語を習得したい、上手くなりたいというのは多くの人の普遍的な希望ですよね。こうすればいいよと言葉で表現することのむつかしさをかみしめています。楽しくて自然に英語が身に付いていくような、そんなコンテンツの発信を目指しています。