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洋書の魅力と英語学習におすすめの洋書たち

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洋書は英語学習にとても有効です。洋書に挑戦したい人、英語学習に洋書をとり入れたい人、おススメの洋書を探している人に、おすすめできる洋書をどんどんご紹介します。洋書を取り入れた英語…
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#洋書で英語学習

【永久保存】「読まずに死ねるか!」洋書+Audible 100選!(英語学習おすすめ度/英語レベル付き)① 1~50

本好きが永久保存したくなる記事を目指し、英語難易度とおすすめ度の星付きで、洋書読書魔のLilyが自信をもっておすすめする100冊を総力挙げてリストアップ…٩(ˊᗜˋ*)و  英語学習に適しつつ、翻訳版の日本語で読んでも面白い作品ばかり。「読まずに死ねるか!」洋書たちのリストから、「運命の出会い的一冊」を探してみて下さい。 洋書で効果的に英語学習を!楽しむことがまず重要です。 洋書での英語学習は、挫折してしまうと何にもなりません。自分の英語レベルや興味に合った本を選びまし

Audible:英語で聴く読書、一年の記録

昨年の6月5日にAudibleに入会しました。 そこから一年たったわけですが、毎日かかざす利用しています。英語のリスニング力強化と趣味の読書を兼ねたもの。 そんな私の一年間のAudible読書の記録を公開します。一年間でどれだけの時間、英語のシャワーを浴びたのか、ざっくり計算もしてみました。 (あ、興味ない?まあ、それでも公開します) 以下購入順と聴いた時間数です。 ①「新TOEICテストにでる順 英単語」6冊セット1冊 1 時間 35 分✖6冊=9時間15分(実際は

洋書で英語:カズオ・イシグロ「Klara and the Sun(クララとお日さま)」

ノーベル賞作家カズオ・イシグロ作品  映画「Remains of the Day(日の名残り)」は、凛とした英国情緒が漂う秀作だった。文字通り、その名残りに酔いしれた後、その原作者がまさかの日系と知って驚嘆したのが、カズオ・イシグロという作家を知った最初だった。  彼は英国人なので、ビックリする必要もないのだけれど、長崎県出身の人。日本人として勝手に親近感を持ち、「日本人が英語で、古き良き英国紳士の生き方をこんなに美しく描くなんて」と、自分の《ザ・日本人メンタル》を基準に考

【追悼エリック・カール氏】永遠の名作絵本で心に染みる英語体験

「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」で有名な絵本作家のエリック・カール(Eric Carle)氏が亡くなられました。美しく優しい絵本の数々を残して下さり、ありがとうございました。 あおむしだけでなく、クモやホタルなどの昆虫から、くまやパンダやなまけもの、タツノオトシゴまで、自然の中で輝く命にスポットを当てた生き生きとしたお話がたくさん。 優れたリスニング教材エリック・カール氏の作品は、もちろん子供向けに書かれているのですが、決して

【保存版】超おすすめ英語学習法:洋書+Audibleで英語力を爆上げする

洋書+Audibleの学習効果洋書は優れた英語学習教材ですが、洋書にAudible(朗読本)を組み合わせると、その学習効果が何倍にもなります。 繰り返し読んだり聴いたりするのは時間を要するので、一見じれったそうに感じるかもしれませんが、ここぞ「急がば周れ」です。学習の幅が広くしかも英語力の定着度が格段に大きいこの組み合わせ学習をおすすめします。 楽しみつつ表現力や語彙力を向上させる効果抜群。繰り返せば、必ず英語力UPを実感できますので、ぜひ試してみましょう。 洋書+

おすすめAudible英語本:Where the Crawdads Sing(ザリガニの鳴くところ)

英語学習にはAmazon Audible。Lilyはオーディブルで、日々英語シャワーを浴びてます。読書好きには一石二鳥。 今回は、大ベストセラー「ザリガニの鳴くところ」をご紹介します。2019年に最も売れた本だそうです。映画化もされるそうで、とても楽しみです。 両親や兄姉から取り残され、アメリカ南部の湿地帯でたった一人で生きる少女カイアの物語。Marsh Girl(湿地の子)と呼ばれ、孤独ながらも豊かな自然と対話しつつ、賢く逞しく生きるカイア。ほろ苦い恋も経験し、強く美し

おすすめAudible英語本:The Silent Patient(サイコセラピスト)

Amazon Audibleは英語学習に有効です。海外渡航がままならない昨今、Lilyは、「ここは海外!」と錯覚するほどに、英語版オーディブルで英語シャワーを浴びています。 今回のおすすめは、ぞわ~っとするサイコスリラー「The Silent Patient」です。直訳すると「沈黙する患者」ですね。怖さが原動力となって、英語でも不思議なほどぐいぐい読み進められる作品です。 夫を殺害して以来、かたくなに口を閉ざし一言も話さないの画家アリシアと、彼女の口を開かせ、真実を聞き出

Amazon Audible(オーディブル)英語学習!おすすめ短編集10選(王道から激レアまで!)

Amazon Audible(オーディブル)は、キレイな発音で英語を流してくれるので、趣味と実益を兼ねた優れた英語学習教材になります。 じっくりと長編小説や実用書に取り組むのもひとつですが、短めのストーリー展開で完結する短編は、とっつきやすく、繰り返し学習もしやすいので勉強するのにもってこいです。 AudibleヘビーユーザーのLilyが、英語学習者向けに厳選した「英語の短編集」をご紹介します。王道のクラシック名作集から、掘り出し物感がいっぱいの激レアタイトルまで、いろんな

英語で読む「人を動かす」第4回:相手を自分の思考へ寄せる12の方法 (How to Win Friends and Influence People)

デイル・カーネギー著書「人を動かす」を英語で理解する企画。第4回は、自分の思考に人を導く12の方法をご紹介します。 1. The only way to get the best of an argument is to avoid it.  言い争いは回避することがベストだと悟りましょうWhenever we argue with someone, no matter if we win or lose the argument, we still lose. The o

英語で読む「人を動かす」第2回:うまく人と接する3つのテクニック(How to Win Friends and Influence People)

デイル・カーネギーの「人を動かす」の英語版のまとめ解説をしています。英語学習と書籍の内容を同時に学習しませんか。 第一回は、イントロダクションとして、ます「人を動かす」を読んで学べることをまとめました。 第2回目の今回は、Fundamental Techniques in Handling People 「人と接する際の基本的なテクニック3つ」です。 英語解説に出てくる単語は、文末に「学習単語」としてまとめて掲載しています。先に学習単語を一通りチェックしてから本文を読ま

英語で読む「人を動かす」第3回:人から好かれる6つの方法(How to Win Friends and Influence People)

誰もが人から好かれたいはず。人から嫌われたい人なんて多分いないですよね。 デイル・カーネギーが著書「人を動かす」の中で述べていた「人から好かれる方法」を6つにまとめたものをご紹介します。 友達付き合い、職場、学校、近所付き合い、親戚付き合い、そしてSNSの中でなどなど、あらゆる社会生活の場で役に立つヒントがいっぱいです。 1. Become genuinely interested in other people.  心から他人への興味を持つ"You can make

英語で読む「人を動かす」第1回:学べることまとめ(How to Win Friends and Influence People)

ビジネス書というよりも人生の指南書とも言えるデイル・カーネギーの「人を動かす」は、長きに渡る世界的ベストセラーで、読んだことがある人も多いのではないでしょうか。 内容が濃く、じっくりかみ砕いて理解し、実践していきたいと思わせる書籍です。そんな本著、著者のデイル・カーネギー氏が英語で述べる内容を英語でダイレクトに理解できるといいですね。論点を英語で学ぶことで、本書の内容と英語学習とを兼ねることができるので一石二鳥です。 英語のオリジナル版を何度かに分けてシリーズで解説しよう

洋書で英語学習:「ゴーン・ガール(Gone Girl)」は本も映画も怖くて面白いサイコスリラー

今回ご紹介するのは、ゾッとするサイコスリラーです。映画をご覧になった方がおられるかもしれませんが、ぜひ、洋書にも挑戦してほしいなと思う、読みだしたら止まらない小説「Gone Girl」です。 とある若い夫婦を巡るスリラー小説なのですが、絶対にネタバレしたくないと思う大どんでん返しものです。私は、映画を観る前に読んだのですが、もうハラハラドキドキ、こういう状況を英語ではnail-biting(爪を噛み続けてしまうような)というのですが、どういう展開になるのか気になって気になっ

NYが舞台のオススメ洋書「オギー・レンのクリスマス・ストーリー」ポール・オースター著

NYブルックリンを舞台にした、ちょっと切なくもほんのり心が温もるクリスマスのお話をご紹介します。短いけれどオリジナリティに溢れる大人のためのクリスマス・ストーリー。特にニューヨークの空気感が好きな人におすすめです。 「オギー・レンのクリスマス・ストーリー」ポール・オースター著 (Auggie Wren's Christmas Story by Paul Auster) これは少し変わった手法の本です。 ポール・オースター本人が、出版社からクリスマスを題材にした短編小説の