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【海外登山1】台湾 雪山主峰(3886M) 2024年度版徹底攻略 #1-2 入園許可証 申請編

2.0: イントロ

いつもお世話になっております。
旅する百姓です!


本記事の#1-2では、雪山主峰登山コースの申請方法を見ていきましょう。
#1-1でも言及されたように、
雪山には入園許可証(Entry Permit)が必須です。
全てオンラインで申請を済ませることができます。

少々面倒かもしれません。
環境保全を目的とした入山者制限、
人命救助を目的とした人数把握や宿泊施設の調整といった、
様々な背景から、ありがたい制度だと思います。

まずは、入園許可証の申請から取得までの
大枠の流れを説明します。
その後、実際に筆者が使用した
オンライン申請の写真と見比べながら、
オンライン申請を解説していきます。



2.1: 申請の大枠流れ

Standard ApplicationとForeign Advanced Applicationでは、
少しだけ申請の流れが異なります。
前の記事で説明したように、Foreign Advancedの場合は、
地元の台湾在住者よりも早く申請することができます。
その代わりに、
「台湾に住んでいませんよ」
ということを証明しなければなりません。

そのため、Foreign Advanced Applicationでは、
航空券を早めに手配する必要があります。
それを踏まえて、
それぞれの申請の流れを見ていきましょう。

Standard Applicationの申請の流れ

①登山計画と登山日を決める
(2.2で、定員人数の見方を紹介します)

②オンライン上で申請をする
(Standardの場合は2ヶ月前に、
申請を行うことをお勧めします。
スピードが命。)

③(申請に不備がある場合)オンラインで担当局とやりとりをする
(下記の※2のリンクから返信することができます)

④(定員オーバーの場合)抽選結果を待つ
(だいたい1ヶ月前に結果が出ます。下記の※1のリンクから確認できます。)

⑤申請通過のメールが来る

⑥(申請が通り、抽選が通れば)台北行き航空券を購入

⑥(登山の五日前から)入園許可証(Entry Permit)を2枚印刷して所持しておく

⑦登山当日、雪山登山口に入園許可証を1枚提出する(もう一枚は控え)

Foreign Advanced Applicationの申請の流れ

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