私が部活で気づけなかったこと
この写真、私の足です。足首細いでしょ
ちょっと自慢でした。細すぎてあだ名がゴボウになるまでは。ポッキーはまだ耐えたんですけどね。ゴボウって、なんか凹みますよね笑
私がやっていたのは、バドミントンです。中学・高校合わせて6年間、シャトルを追いかけました。大学ではサークルを途中で辞めたので、今は友達と時々遊びがてら練習する程度です。
私の高校の昔話をしますね。
その地域では強豪校と名高い中学を卒業した私は高校でもバドミントンをやります。先輩方はみんな期待してくれました。これでしばらくは安泰だな、と。でも、学校の名前だけ。友達は強かったけど、私は運動も得意じゃないし、そんなうまくもなかった。中学でも高校でも、控え。徐々に先輩からの期待もなくなっていき、成長する初心者だった同期にも抜かれていきました。
そんな私に輝くチャンスがやってきます。最後の県大会でのことです。
「次の試合は(K君)じゃなくてこなんでいこう」
と顧問に言われ、団体戦の第二ダブルスに。
(バドミントンの団体は2つのダブルス、3つのシングルスからなります。3本先取で勝ち。特に重要なのは1つ目のダブルスと1つ目のシングルスです)
過去何年も連続でベスト8だった我が母校は、ベスト8をかけたメンバーに私を入れたのです。第2ダブルス。絶対勝たないといけないという圧は少ないですが、高校の名前を背負ってコートに立ちます。
私は3回に1回くらいは出るけど、スタメンではない。そういう人です。
そんな私が、大事な試合に出されました。
…まぁ、結果は、お察しの通りです。
みんな泣いてたと思います。伝統が切れました。
…思います、という表現にしたのは、
私が覚えてないからです。
私には、勝利への執念がなかった。
あ、、負けた、、。となって、終わりました。
個人戦も、なんかシードの人に当たって負けたと記憶しています。高専の人だったかな?
なんとなくしか、覚えてません。
私が部活で気づかなかったこと、それは闘争心。
全力でやって、勝ちに行くという勝利への執念。
私にはありませんでした。それに気づいたのは、大学受験です。2.5倍くらいだった倍率と、周囲の人の雰囲気で尋常でない闘争心が沸きました。
これにもっと早く気づけていたら私はもっとバドミントンも上達していたんじゃないかって今となっては思います。
もしまだ部活をされている方がこれを読んでくださったら、これだけは伝えておきたい。
勝ちたいという闘争心とここ一番での集中力をぜひ鍛えてほしいです。部活で強い人というのは大体メンタルも強いですし、それが身につけば勉強でもテストになると力を発揮する強心臓みたいな人になれると思います。楽しければいい、勝たなくていい、という方もいるんでしょうが…。勝利至上主義ではありません。しかしふわふわっと部活をするのはただの運動です。別に部活じゃなくていい。やるなら、勝ちを目指してほしい。
私は勉強の中でこれを知りました。今は本番に強いタイプ(自称)です。
高校の部活は楽しかったはずなのに、いい思い出がぱっと出てきません。なんとなく、連絡も取ってません。今日も同期がオンライン飲み会をしているそうです。
私は散歩に出かけました。
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