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争いを避ける方法

探偵の仕事内容は、個人であれ法人であれ、トラブルを解決すること。
日々トラブルが起こる瞬間やトラブルが大きくなる過程を目の当たりにします。
そんな中でふと考えるのが、トラブルが起きない人になにか特徴はあるのかな?ということです。
トラブルは、お金か人間関係、この2つで起こりますよね。
今回お伝えしたいのが、人間関係、とりわけコミュニティの中でのトラブル、争いを避ける方法です。

僕自身、自分の会社を含め大小様々なコミュニティに属していますが、コミュニティの中には必ずと言って良いほど、属している人同士の争いが起こります。
毎回争いになる人や、絶対にどの争いの中にも現れない人もいます。
では、双方の特徴にはどんなものがあるでしょうか。
多くの人を観察していると、よく争いの場に登場する人たちと、全く登場しない人たち、それぞれに共通項があることがわかりました。

争う人たちの特徴

「外部環境をコントロールしようとする」
自分ではなく、人を変えようという思考の方は、やはりトラブルを起こします。
良い意味では面倒見が良かったり、人を引っぱっていくという側面が強いですが
それらが悪い方向に向かうと、人を支配しようとしたり、自分の領域に入ってきた人間を無鉄砲に攻撃したりと大変です。
外部環境をコントロールしようとする方がいれば、ちょっと距離を置いてその人物のエリアには入らないようにするべきでしょう。

争いを避けることができている人の特徴

「オンリーワンである」
これが真実ではないかと思います。
何故人が他人を攻撃するのか?と考えたときに、一番に考えられるのが
「自分のポジションを守りたい」
という心理です。
同じ職業、同じ年齢と性別、似た見た目、同じ発言力
などなど
自分と同じ事項が多ければ多いほど、「自分のポジション」と被るために、相手を陥れようとする行動に繋がるのです。
お局様は同じ課に2人は存在できませんし、アイドル的ポジションは1つのコミュニティにつき1人でいいですよね。
これを考えると、圧倒的に人と違う部分がある人間は、誰とも被らないので「誰かのポジションを奪う」という側面が無いのです。
彼は彼、彼女は彼女、という肩書のないポジションを作り上げてさえいれば、誰かの敵になることはないし、自分のエリアに他人が踏み込んで来ることもないので、攻撃側になることもない。
つまり、争いを避けることができている人は「オンリーワンである」ことが多い。
というのが僕が観察してきた中での結論です。
争いを避ける究極の方法は、そのコミュニティの中でオンリーワンの存在になる、ということです。
ナンバーワンになるのは難しいですが、オンリーワンであれば経験と思考で実現可能です。

ちなみに僕の場合は、探偵×スペイン語×ピアノで作詞、のような引き出しがあるので、探偵たちの中にいればスペイン語やピアノを前面に出せば外れた存在になれるし、他の場にいれば探偵として外れた存在になりやすい。
独自路線で走れるので、標的にされることもないし誰かが自分の分野に来ることもないから攻撃もしなくて済みます。
様々なコミュニティの中で観察すると、争いが無い方たちは、このような引き出しの見せ方で、独自のポジションを築いているなと思います。
趣味でもいいので、それをキャラクターとして見せることができれば、独自の路線ができて、争いを勝手に避けることができるのでおすすめです。
でも、究極は、肩書や引き出しではなくて、人間性で独自路線を突っ走れたら最高ですね。
僕もそこを目指し、日々精進するのみです!


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/