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浮気調査の対象者から学ぶ‘’恋と性欲‘’

仕事から人の感情を学ぶことは多々あると思いますが、浮気調査を多くやっていると、調査対象者の行動から学ぶこともあります。
例えば「何故浮気するのか」「何故DVを行うのか」「何故浮気が発覚するのか」などなど、対象者の行動パターンから様々な統計を導き出すことができます。
そういった統計から感情の仮説を立てていくと、新しい発見があったりするのです。
今回は、
手に入らないとわかっている人に対しての恋愛感情はありえるのか?
をスタートとして色々と考えてみます。

「好き」という感情は単体として好きという意味なのでしょうか。
男女の中だけで考えると

「性欲」からくるものが「好き」という感情?
話しているだけで感情が高ぶる。これが好きと言うこと?そこに性欲は?

「好き」の種類で考えられるモノは

性欲
恋 


この4つなのではないでしょうか。

そして、
性欲と恋
絆と性欲?
性欲と情?
これらはどうでしょう。
性欲と恋は間違いなく成立しますね。

性欲のみ→発散しつくしたら終わり
性欲と恋→継続可能なのか?
恋→長期で存在するものなのか?
情→好きという感情が枯れたもの?
性欲と情→成立するのか?
性欲と絆→成立するのか?

上記のように、こんな問いが出てきます。
しかし、これらを単発的に見るのではなく、変化していくモノと捉えると、なんとなく多くの人の結婚生活のような感情の移り変わりが見えてきます。

性欲→恋(と性欲)→情へと変化していくのではないかと思うのです。
もしくは
性欲→恋(と性欲)→絆

恋の段階でみんな子供を産むのではないでしょうか。
情へ変化してしまうと、そこに「家族」はあるが「夫婦」はない。というような感覚になってしまうと思うのです。
そして、
情の途中で性欲を処理したくなったときに取る行動が浮気となるのではないでしょうか。

恋から絆へと昇華させることができた夫婦が、いわゆる愛を語るような夫婦になる。
こんなことを考えて、個人的な結論としては
愛を語る夫婦を目指す上で、恋と性欲がキーとなるならば
好きという要素の中で、この2つだけが両立できるもの。
その期間の過ごし方次第で、次の関係性のフェーズが情に移るか絆に移るかに大きく関係してくる。
いかにパートナーと生涯を寄り添うか、それを考えるならば
「情に移る距離感を避けること、そして絆を育む時間を増やすこと」
これが1つの解なのではと思います。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/