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メンバーのnoteより

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エルのメンバーのnoteからピックアップした記事
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#デザイン

名刺交換を「コミュニケーションの場」にするデザイン

デザインスタジオ・エルは、今年6月の自社サイトリニューアルに合わせ、名刺デザインも一新しました。メンバー個々のイラストを中心に据えたデザインになっています。私たちは「らしさをデザインする」をテーマに取り組んでいる会社。自分たちが使うツールでも、メンバーそれぞれの個性を反映させよう、ということになりました。 イラストのタッチは、自社ロゴのカリグラフィーテイストに合わせることで、エルならではの雰囲気に仕上がったと思います。 サイトリニューアル、名刺デザインなどの詳細はこちらも

クライアントの商品を買って、体験して、ファンになる

デザインスタジオ・エルは100%受託のデザイン会社で、とりわけBtoCの仕事が多いです。ですからお取引が始まる際には、ビジネスパートナーとしてだけではなく、いち消費者として接することもできますし、意識しています。クライアントの商品やサービスを自分で買ったり体験したりして、結果自分自身がファンになっていく過程を味わえるところが、デザインの仕事の面白いところのひとつではないでしょうか。 ここ数年の実績をざっと見るだけでも、例えば「食品・飲料」だと、日本酒、ビール、ワイン、シード

ことばがデザインを後押しする

最近、「ディレクター ✕ ライター ✕ デザイナー」で企画・デザインを考えていく組み合わせに手応えを感じています。ことばで表現できるライターが入ることで、デザインする前に軸となることばと拠り所が出現して、方向性がより明瞭になります。ことばがデザインを後押しし、デザインがことばに立ち戻らせる。そんなことを実感しています。 エルが求めているライターのおもな領域は、クライアントのビジネスに貢献するための戦略を考える「プランニング」、方向性を決め、全員が同じ目線に立つための「コンセ

社名の由来と、ロゴデザイン

本日のお題は「#名前の由来」。うむ…。社名の由来について書いてみようと思います。もともとの表記はDESIGN STUDIO ELLEでした。フランス語で「彼女」という意味。1976年創業時、創業社長が某仏誌が好きでつけたと聞いています。が、その後大人の事情で使えなくな…(以下略) すみません、話が終わってしまったので、ロゴについて書いてみようと思います。。 初代ロゴについてこちらが初代ロゴです。創業当時から使われていたと思うので、1976年産でしょう。 僕は、地元・長野で

おすすめのフォント・書体・タイポグラフィ本 23選

デザインの仕事に欠かせないフォント・書体・タイポグラフィ。最近、社内のいくつかのプロジェクト・案件でメンバーとフォントについて熱く議論することが続いていることもあって、オフィスの書庫にあるフォント関連本と私物の本をまとめて、入り口にフォント本コーナーを作ってみました。 せっかくなのでその中からおすすめの本・大好きな本・ユニークな本をいくつか紹介したいと思います。書体選びに悩んだり、フォント調べたり、作字するデザイナーの方の参考になれば幸いです。 タイポグラフィの基本ルール

44期目の会社で、44歳の私が、4代目社長になった話

はじめに客先での自社紹介で「創業40年以上のデザイン会社(Web制作で20年以上)です」と切り出すと、十中八九驚かれます。歴史があるってすごい…と。デザインスタジオ・エルに新卒で入って22年経った今年、代表取締役に就任しました。44期目・44歳・4代目という運命的な歩幅感。歴史ある会社を承継することについては身が引き締まる思いです。 ヒラの取締役になったのが13年前。まさか自分に声がかかるとは思ってもみませんでした。少し前までは「独立もいいかなぁ」なんて選択肢もあったわけで