人生観を揺るがす「ツインソウル」との出会い
「こんなやつ、死んでも好きにならない!」
彼との出会いは最悪だった。
私がツインソウルと出会って、かれこれ5年が経ちます。私たちは付き合っているのかどうか、それすらはっきりさせることができないまま5年が経ちました。彼とは何度も別れた。おそらく、6回以上は連絡を取るのを止め、彼の方からまた連絡をしてくるという……そんなことを繰り返していた。
ここがツインソウルの不思議なところで……
私が重大な決断をしなければいけない時、心の拠り所にしていたのは彼の意見でした。まるでもともと一つだった心がふたつに分かれたかのように、お互いの感情、状況を深く感じ取り合うことができる。だからこそ、時にお互いに嫌悪感を感じながらも強く惹きつけられる。
私は結局、彼と付き合うことはありませんでした。私の方が彼と一緒に生きて行くことを望んでいたのですが、彼は私を拒絶した。
「理屈ではなく、私の心の一番ソフトな部分にダイレクトに入ってくる。私はあなたにずっと、酷いことをしてきた」
最近の彼はそんな風に語る。
1年以上の時を経て、また彼と連絡を取るようになった。私はカナダにいて、彼は日本に住んでいる。
彼と連絡を断とうと思ったのは、彼から耳を疑う言葉を聞いたから。
「もうこの人とは無理」
それでも、時々彼のことを思い出していた。次に私のパートナーになる人は、彼のように精神力が強く、同時に彼のようではない人。
そんな人いるのかよ?と自問自答しながら、「引き寄せノート」に出会いたい人物像を箇条書きしていた。
連絡をもう一度取るきっかけになったのは、私が前職の関連でインタビューを受け、websiteにインタビュー記事が掲載されたからだ。
私の人生がここまで良い方向に進んだのは、彼のおかげでもあった。私にとって、彼は「自分の信じたいことを信じさせてくれる人」だった。
自分の可能性を信じたかった。
苦しみから学んで進んでいけば良いのだということを気づかせてくれた。
どんなに苦しく辛くても、半歩でもいいから前に進んでいれば、間違いなく前に進んでいること。他の人からどう見たって、確実に進んでいるということ。
そんなことを言葉にして、私に語りかけてくれたのが彼だった。
私はもう、彼とは付き合うことはないと思う。彼は私にとっては、もう身内同然だ。彼のようで彼ではない人をパートナーとして探そうとしている。
「海外を拠点に移すのはどう?」
そう言ってくれたのが、他ならない彼なのに……
そして、今私はカナダのカレッジで学生をしている。
私のインタビュー記事↓
生まれた境遇がどうであれ、諦めずに自分のできることを精一杯努力していると、時が満ちた時に、人生が良い方向に開けることを伝えたくて、このインタビューをお受けしました。