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ナルシストorサイコパス(♂)とHSP(♀)の恋愛は上手くいくのか?

突然ですが、私はHSPです。そして、いつも「この人素敵!」と思う男性は、ナルシスト・サイコパスの傾向があります。

ナルシストをネットで検索すると、
「できるだけかかわるのを避けた方がよいでしょう」
という表現が目にとまります。
自分の外見を気にする、目立ちたがる、自信家……と、ナルシストの特徴が書き連ねられています。

思うに、ナルシストが「外向的な人」という先入観を元に書かれているのではないか?と思うのです。外向的なナルシストはとてもわかりやすそうです。

厄介なのが、「内向的なタイプのナルシスト」です。
正直に言います。私は、このタイプの男性を好きになりがちです。
いえいえ、「なりがち」ではなく、ほぼ99%の確率で気づいた時には好きになってしまっています。。。そして、どれも私が傷ついて終わるケースが圧倒的に多いです。。。だから、いい加減好きになんてなりたくないんです。

でも……気付いた時には。。。><
そんなこんなで、どうしてナルシスト(ナルシストの程度の差は色々ですが)を好きになってしまうのか、考えてみました。

ナルシストは、自己愛性パーソナリティ障害に似た特性として取り上げられているのを見たことがあります。確かに、優越感が強いために、他者を見下しがちというところが当てはまる気がします。

HSPはというと、他者に対しての寛容さ、愛情が強い傾向にあります。共感をベースに関係を作り上げようとします。その一方である種の「生きにくさ」を抱えています。

そんなHSPなので、ナルシストやサイコパスは全く正反対で、他者への共感が欠けるために、人のことがそんなに気になりません。だから堂々としていられます。そして、HSPはミラーニューロンの働きが活発なのに対し、ナルシスト、サイコパスはそこの部分の働きに異常があることで、サイコパス・ナルシスト的な特性が強く出てしまいます。通常、他者への共感ゆえに抑えられる性格特性が抑えきれなくなっている、ということだと考えています。

だから、自分とは正反対の強さや、困難を物ともしない強靭な精神力、カリスマ性に惹かれるのだと思います。それだけ、痛みを感じる部分が鈍感になっていたら、自分をある程度追い詰めて、努力を重ねて行くことも可能だし、その努力の分だけ成功する確率も高くなる。そこだけ見たら、HSPにとっては憧れでしかないんです。(少なくとも私には)

でも、問題はここからで……
ナルシストやサイコパスとは、深い人間関係を築くことができません。
私は、過去にサイコパス傾向の強い男性と、かかわりがありました。HSPならではの、あらゆることを深く分析する能力に、サイコパスの男性は魅力を感じていたようなのですが、この深い分析を共有できたところで、人間関係が深まっていくわけではないのです。サイコパスの男性は、共感力が低いために、共感をしたとしてもそこから精神的な繋がりに発展せず、会うたびに、一から関係を築いているような、知っている人なのに初めて会った人のような、とても不思議な関係性でした。結局、この男性が語った決定的な一言、

「あなたとは、結婚しなくても付き合えると思っている」

「???」

結婚しなくても付き合える関係ってどんなだよ!と心の中で思いましたが、彼に聞くのはやめました。なぜかって?

彼にそれを聞いたところで、その言葉には「深い人間関係を築く意思」を感じられなかったので、失言を取り消すような取り繕った言葉しか、言えないことがこれまでの経験で察知したからです。

それをきっかけに、この男性とは連絡を取らなくなりました。

そして、カナダに来て……
ほとんど似ているタイプの人に出会ってしまったんです!!!

観察していくうちに、どことなくコミュニケーションがぎこちない。一方的。他人への関心が少ない気がする。そしてサイコパス、ナルシストからすると、HSPという存在は、「自分に興味を持ってくれる人間」と認識するので、サイコパス・ナルシストにとっても、自分を保つための支えになるのではないかなと思うんです。

お互いが真逆の人格特性傾向を持っているがゆえに、強く惹かれ合いますが、きっと今回出会った人とも、良い結末にならないと思っています。
出会ったのは6週間前ですが、何気なくやりとりするメッセージの中に、HSPにとって人の意図を読むことはそんなに難しいことではありませんが、その意図に違和感を感じるような、矛盾する二つの概念、たとえば、愛と無関心が同居しているような……居心地の悪さを感じるのです。。。

気をつけなくては……って思います。心から愛し合える人が現れるのかどうか……ちょっと不安になっています。

でも!カナダに来たので、とにかく英語をちゃんと話せるようにして、自分の居場所を作れるように(仕事など)努力を続けていきたいです。


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