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フォントを買えば、WORDにも入れられる?

フォントざっくり解説 ⑤

フォントに興味はあるけれど細かい事が不安で何となく購入に至ってない方、仕事で入手する必要ができてしまったけどイマイチ選び方に自信がない方のための、ざっくり解説。
厳密すぎる説明で途方に暮れてしまわないよう、選ぶ・買うのに必要な知識を、ほどほどに端折りながら解説します。
※2014年4月時点の情報です。


“WORDに入れる” のではないけれど、使えます

「ワードの見出しで、インパクトのあるフォントを使いたい」「手持ちの年賀状ソフトで使うために個性的な筆文字が欲しい」という方は多くいらっしゃると思います。
さまざまな市販フォントを購入すればもちろん、こういった希望を叶えることができます。

そのためには、フォントを入手したあと (WindowsやOS Xといったご使用中のOSに) そのフォントをインストールすればOK。
具体的な方法は製品によって若干異なりますが、“そのフォントを、OS全体で使えるようにする” ためのインストール作業を1度行えば、あとはWORDでも一太郎でも、お手持ちの各アプリケーションのフォントメニューにそのフォントが追加され、使用できるようになるという訳です。

たまに勘違いする方もいらっしゃるのですが、WORDで使いたいからと、WORDの「ファイルを開く」機能などでフォントのファイルを開こうとしても開けるものではありません。

Officeユーザーが注意すべき「ワードアート機能」

前述のとおり、フォントは「OSにインストールすれば全てのアプリケーションソフトで使える」のが原則なのですが、たまに例外もあります。

その代表的な一つが、WindowsのOffice製品のアドインである「ワードアート機能」です。
実は、この機能に限っては対応しているフォントはTrueTypeと呼ばれる形式のフォントのみとなっています。最近主流になりつつあるOpenTypeフォントでは文字が異様に詰まるなど、事実上利用することはできませんので、ご注意ください。

他にも、一部のWindows用年賀状ソフトなどにも、OpenTypeに正式対応していないものがあるようですので、お買い求めの際にはアプリケーションソフトのメーカーに確認するなど、念のためご注意ください。


【メイン画像使用フォント】
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