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年収1億円の思考回路とは

私は自分にあまり自信がありません。故に人に流れやすく、巻かれやすく、何かと鵜呑みにする節があります。自信のある人の言動には惹かれます。自信は自己肯定感の表れです。
では「自己肯定感は小さな成功の積み重ねから生まれる。」は正か?私は「自己肯定感は小さな納得の積み重ねから生まれる。」の方がしっくりきます。『成功』は誰の目から見ても明らかな事象である側面が強く『金』『地位』『名誉』が分かりやすいです。一方納得は自分一人がそう強く信じれば実現します。
エジソンが「失敗ではない。うまくいかない一万通りの方法を発見したのだ。」と述べた時、世間は何を言っているんだ、と思ったでしょう。しかし彼が進み続けたのは、自分の道に『納得』していたからに他なりません。
納得という言葉は、『主体=自分の思考・対象=自分の言動』です。思考が言動を評価しています。思考が言動を肯定するためには、「言動を思考に合わせるプロセス」と「言動を捉える思考を再構築するプロセス」があります。できるなら両方が歩み寄り、自分を許せる思考と、自分の納得のいく言動が、洗練されていくのが望ましいですね。

さて、長くなりましたが今回は「思考」を洗練させるために金川顕教さんの「年収1億円の神ルール10」という本を読みましたので、簡単に考察を記します。同じ境遇の方の学びに繋がると幸いです。

おすすめしたい人

自分に自信がない人
流されがちな人
稼ぐ人の脳をトレースしたい人

この思考方法で年収1億が実現できる根拠

この本は、「年収1億円を実現している著者が10年かけて身につけた思考術」を公開しているものです。中でも普遍的に役立つ思考術をまとめてあります。これをすれば確実に1億円という保証はありませんが、実際に稼げている方の話なのである程度の説得力があります。

『年収1億円の神ルール10』3つのポイント

事実を正しく把握し、10年後を見据える
例えば、株を1年間運用した場合のリターンが -39%~+47%なのに対して、10年間運用した場合は+7~+16%です。リーマンショックなどの恐慌はありますが、いずれも長い目で見ればチャートは右肩上がりです。短期的な視野に立つと一喜一憂ですが、長い目線で数値を正確に追えば、先見力を身につけることができます。
筆者は、『インデックスファンドを実際に買ってチャートを毎日確認すること』『GAFA(google,amazon,facebook,apple)の動向をチェックして世の中の動き、未来を把握する。』ことを推奨しています。日本はアメリカから5,6年遅れて物事が動くと言われるので、先見力を鍛えるには有効でしょう。また、決算書(P/L CS BS)を読める様にするというもの大切です。例えばニュースで『今人気急上昇中の生食パン!』という内容があったとして、食パンを販売している会社の実際の懐事情はどうか?本当に儲かっているのか?いつから人気が出ているのか?いつ流行はさるのか?と事実を元に考察する時の指標になるからです。

『他がために』が自分のため
幸せの根本は何かといえば、『自己成長』と『他者貢献』です。これを同時に叶えるのが『ギバー=見返りを求めず与え続ける人』です。短期的には損をしている様に思えますが、スキル・経験・人脈と目に見えない大切なものがついてきます。そしてこのスタンスは、『応援される力』に繋がります。何かを成し遂げるにはヒト・モノ・カネが必要ですが、応援される存在でなければ集まりません。応援されるために『成し遂げたいこと』は『困っている人を助けるため』であるべきです。自分がお金持ちになりたいから、協力して!といって集まるものは何もないでしょう。周りの人を成功させるのが一番の成功法則です。

巻き込み力を身につける
「教える」「志を伝える」「教えを乞う」の3つがチーム作りのポイントです。教える=ギブ、志を伝える=誰かのため=共感、教えを乞う=あなたが必要だと伝える、それぞれがお互いを補完し合いながら共通のゴールを目指す共同体です。特に「志を伝える」部分は、一言か二言でズバッと「私は〇〇のためにこれをやりたいんです!」と分かりやすく伝えられるのがポイントです。

今日からできるアクション

読書は、実行に移してこそです。思考の変化でも構いませんし、行動の変化でも構いません。私は下記を実行します。

【行動】
・IDECOでインデックスファンドに投資し、株価チャートをiPhoneAPPで毎日チェックする
・『ガチ速  決算書入門(金川氏著)』で決算書の読み方を勉強し、私の事業に関連する「トレーラーハウス」関連会社の決算書をチェックする
【思考】
・志について考えました。私が当事者意識を持って取り組みたい課題は『どうすれば地球一個分の暮らしをスタンダードにできるか』です。日本人の生活を維持するには地球が2.6個必要と言われています。途上国がこの暮らしを目指し実現したら、地球は壊れてしまいます。これを命題として事業に取り組んでいこうと改めて思いました。
・誰かのために見返りを求めず何かすることを、短期的に見て損失と思わず、スキル・経験・人脈を形成する好機と捉える発想に変換して生きていきます。




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