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そこからが勝負

一生懸命やっていると、作品に気持ちが入ってしまいます。

時間をかければかけるだけ、愛着が湧いてしまい、相手にイマイチな反応をされると「えー」ってなってしまいます。愛着を感じるほど力を入れたことは素晴らしい。

学生も講評でイマイチな反応されたり、「もっとこうして」などと言われると「頑張ったのに、またやり直すのか」って落ち込むでしょう。

これは、プロでも学生でも同じでしょう。

でも、そこからが勝負なのです。

その意見を受け入れ、それで考えてみよう。

と私はします。

もちろん引けない所もありますし、信念もある。

でも、自分が100%正しいなんて考えないし、自分の感覚なんか信じてはならない。

そこからどれだけ頑張れるか。やり直せるか。

それこそが、その人の実力ではないでしょうか。

良いものを一発で作って褒められてその後、最終まであまり変わらなかった人と、何度もやり直して良い所まで持ってきた人。

出来ているものが同じレベルとしても得たものが違います。

その違いは大きな差を生みます。

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