【デザインをする上で知っておくと便利な観点①】〜構造と表現〜
こんにちは!
独学デザイナーのアジサイです。
今回は、先輩デザイナーからのフィードバックで得た、
「構造と表現」の観点をご共有しようと思います。
ー「構造」と「表現」とは?
ベテランさんならすでに、
私が何を言おうとしているか分かる方も多いかもしれないのですが、
ここでいう「構造」というのはいわば"白黒の世界"。
デザインの世界ではよく"レイアウト"と言われるものです。
一方「表現」というのは"世界観を決める要素"。
下記の記事の"デザインの要素"という項目が参考になると思います。
(タカハマさんお借りします!)
ーラフ上に見る「構造」と「表現」
さて、「表現」と「構造」の輪郭がぼんやり見えてきたところで、
この記事のメインビジュアルのラフを見てみましょう。
このラフのそれぞれの要素は「表現」と「構造」どちらに位置するでしょうか?
...なんとなく答えは出ましたか??
私はこのように考えました。
・ビジュアルを想定した枠内(大きな四角)はおおよそ「構造」
・ビジュアルを想定した枠内(大きな四角)の積み木のイラストの部分は一部「表現」の要素も含む
・〇〇なテクスチャ・〇〇な感じという、"雰囲気を表すような言葉"は全部「表現」
・原稿はその他
必ずしもどちらかに位置するわけではなかったですし、
重複する場合もありましたが、確かにこの2つの観点によって
デザインは構成されていそうです。
ーまとめ
最後になりますが、先輩デザイナーさんは、
この"構造を組み立てる力+表現力の高さ"こそがアウトプットの質を決める。
"構造を組み立てる力"ばかりが強いと、「ディレクターの方が向いているんじゃないか?」なんて言われてしまうし、
その逆でも、"消費されるだけのデザイナー"になってしまう。
と言っていて、とても納得しました。
(私自身おそらく構造を組み立てる力にスキルが寄っているため、ディレクターを勧められることも多かったのです...苦笑)
いかがでしたでしょうか?
これからこの「構造」と「表現」という観点に基づいてデザインを検討することになりそうです。
それでは今回はこの辺で...!
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