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50歳フリーランスはじめました

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49歳パートしながら個人事業主に。50歳でパートを退職して完全フリーランスになったおばちゃんデザイナーの奮闘記。
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#フリーランス

海は広いな大きいな

なかなかハードである・・・ というのが完全フリーランスになって2ヶ月ちょっとの正直な感想。 当たり前だが、自分で動かなければ進まないのである。 サボっていれば1日があっという間に終わってしまうのである。 会社に所属していれば、業務時間は決まっていて、どんな仕事内容であっても お給料は一定もらえる。 色々な面で優遇されていたよな、と思う。 ありがたかったですね。 じゃあ、もう一度、雇われる側になるか?とも考える。 きっとうまくやれるだろう。 でもとてもしんどい。もう誰かの下

インハウスデザイナーからフリーへの道

フリーになって、色々なジャンルの仕事を、時間の制約なく受けられるようになったのはとてもありがたいことだと思います。 時間が自分で自由に使える。毎日が夏休みよ!キャハ!と娘に言ったら 「ずっとなんかしよるやん・・・」と言われてしまいましたが・・・ やることはなんやかんやあるもんです。 私はデザイナーとしても転職が多くて、しかもほとんどがインハウスなので、色々な仕事に関わらせてもらったことが、ホントに今いきてるなあと感じることが多いです。 インハウスってなに?と思われた方も多い

1日をしみじみ味わう

いよいよ本格的なフリーランスとしての毎日がスタートしました。 焦る気持ちがなくなったのか、家のいろんな場所を掃除してしまいます。 ご飯の支度が本当に本当に嫌だったのに、なぜかできてしまう不思議。 何もかも、「余裕」のおかげですね。時間と気持ちと。 追われている感じが極端に減りました。 もちろん仕事での締め切りはありますが、自分で調整できるのが良い! お菓子や、お酒や、衝動買い・・・ あまりにも時間がなく、自分に余裕がなかったために 手っ取り早く気持ち良くなれるものが必要でし

がんばりすぎ注意!

今日は本業が休日、副業のフリーの仕事をやる日です。 これからやっと、自分の采配で仕事ができるのだー!わーい! しかしふと、急ぎの仕事が落ち着きました。おや? これまで納品締め切りが複数あったのに、ふと手があいた瞬間です。 そんな時は、今できることをやるのだ! 早朝からフル回転で動き続けました。 今思えば、せっかくの休日なんだから、休めるときに休めばよかったんです。 朝6時から、デザインの講座を受け、起業の本を読み、自分のプランをたて、 掃除洗濯買い物、断捨離、掃除、ウォ

私が背中を押された記事

いくら早起きしても、休みなく働いても、時間が全然足りないし、疲れ果てて暴飲暴食しちゃうし、どうすればいいんだ!疲れた! という毎日が1年ぐらい続いていました。 人と話す時はいつも「本業をやめていつかフリーランス一本でやりたいけどお金が心配で・・・」とグダグダこぼしていました。 やりたいことはわかっているのに、動き出す勇気がない。私はこのまま変われないのか・・・ そんな時たまたま流れてきたX(Twitter)がついに私の運命を変えることに! 山口周さんの本は何冊か読んでい

商工会議所でお話を聞いてみる

地元の商工会議所に電話をしてみました。 クリエイターのマッチングについてお尋ねしたかったのです。 そもそも私の起業のきっかけは、 「デザインで集客したいけどなかなかできない人のお手伝いをする」 ことでした。 広告物で、その会社や個人の良さを全然アピールできていないものを目にするたびに、いつも「惜しい!」と思っていました。 私に頼んでくれたら、もっとこうするのに、ああするのに(妄想)・・・ 見た目はブランディングそのもので、どんなに中身が良くても、それが伝わらなくてはなかなか

明日の自分の価値は今日の積み重ね

フリーランスになってよかったことに、 「すべてが自分の実績として蓄積される」 ということがあります。 つまり制作したものの権利は自分にあり、それはやればやるほど 増えていき、積み上げられ、決して失われないのです。 これ、めっちゃ大事やと思うんです。 これまで色々な場所に勤務してきました。 中には「これ傑作やん!」という作品も作りました(自画自賛)。 しかし、会社に所属している限り、それは会社のものです。 私の手元には何も残らない。 それどころか、いくら売り上げに貢献しても

ぼ〜〜っとできてよかったね

何も考えずにぼ〜〜〜っとすることありますか? 先日、私ソファに座って、ぼ〜〜〜っとしたんです。 無の状態。ひたすら何も考えない。 ただそれだけの時間だったけど、なんだかすごく気持ちよかった。 こんな時間、今まであったのかな? 20代、30代、40代と、ただひたすら時間に追われて突っ走り、 心から安堵するような感覚が、あまりなかったような気がします。 いつもどこか不安で、焦っていた。 仕事も介護も子育ても・・ずっと何かに追いかけられている感じがあった。 振り落とされることを

退職に関するいろいろ

前回、二足のわらじの一足を脱ぐ話をいたしました。 せっかくですので、私がわらじー脱ぎ捨ててどんな道を辿るのかを noteに書き残しておこうと思います。 こんな経験はあまりないかもしれないし(特のこの年齢ですしね) 振り返ってみると面白いかもしれないですし。 さて退職の日をどうしようかと考えておりましたが、 社内規定では30日以上前に意思を伝えることになっています。 そうなると、今月いっぱいでの退職が可能ということになりました。 えっ、そんな早く・・・ というのが率直な感

二足のわらじの一足を脱ぐ決意

2年半続けてきたパートの仕事を辞める決心をしました。 (インハウスの webデザインの仕事です) 人間関係もとてもよく、会社もノリに乗っていて、リモート勤務もさせていただき、環境はすごくいい。 何より一定収入が約束されているのは当たり前ですが生活の安心感に繋がります。 前にも書きましたが、一年半前に、フリーランスのデザインの仕事を始めました。 ありがたいことに今、いただける仕事が少しずつ増えていっています。 作ることはとっても大変ですが、喜びはその何倍も大きい。 私の仕事

パートと副業の二足のわらじ。

副業でデザインやイラストの依頼を受け初めてはや1年が過ぎました。 初めての年末調整を行ないましたが、あまりにも大変だった上、全体像が見えていなかったので、2期目の今期は気合を入れて目標を立てて、運営していこうと気持ちを新たにしております。 個人事業主ではありますが、経営理念と、品質方針を立てました。 これまでもなんとなくはありましたが、きちんと文章にするとあらためて自分の起業したきっかけや目標がはっきり浮かんできました。 いつでもここに立ち返ることができるよう、定期的に見直

おばちゃんデザイナーの自己投資

初めての仕事を受けたとき、私はパート主婦であり、子供は高校生と専門学校生で、人生最大に家族にお金のかかる時期でもありました。 デジタルイラストを描くためのiPadは以前から欲しかったのですが、 「いつかお金が貯まったら、お金に余裕ができたら」と思っていました。 しかしニーズがあるとわかった今、アナログで描いていても、埒が明かない。 デジタルで描けるようになったら、絶対に仕事の幅が広がると思いました。 早くしなきゃ・・・ でも、どうしようどうしよう・・・お金ナイヨ・・・

おばちゃんデザイナー積み上げ日記

初めまして。デザイナーをしております風花(49歳)です。 2022年2月1日、個人事業主になりました。 それは私にとっては天地がひっくり返るほどのかなり衝撃的な経験でした。 お金とは会社に雇ってもらい、労働時間の対価としていただくもの。 それ以外の方法があることなど全く知らなかったのです。 親も学校も教えてくれませんでした。 ですから、少しでも給料の良いところへと転職を繰り返してきました。 セクハラやパワハラなど当たり前、主婦で子持ちには大変働きにくいハードモードな社会。 そ