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2024年5月22日(水)Cross Over Journey 1dayプログラム「〜越境と共創のチカラ〜新しい時代の人材育成」を開催しました

2024年5月22日(水)、株式会社DERTAはCross Over Journey 1dayプログラム「〜越境と共創のチカラ〜新しい時代の人材育成」を開催いたしました。本イベントの目的は、越境と共創を通じて人材育成と組織変革を促進する新しいアプローチを探求し、参加者間で知見を共有することでした。​​
イベントには、地方自治体の職員、企業の人事担当者、教育関係者、地域活性化に関心のある個人など、多様なバックグラウンドを持つ21名が参加しました。イベントにはzoomを使用し、基調講演、ディスカッション、ワークショップ、ブレイクアウトセッションの4つの主要セッションを通じて進行しました。

基調講演

講演者:山本一輝 
Inquiry合同会社 founder,CEO/ラーニングデザイナー

冒頭では、本プログラムの重要なテーマである「越境」についてインプットするため、地域や業種を超えたワークスタイルで越境を実践しながら、越境学習についても研究している山本一輝氏より講演いただきました。テーマは「越境と共創が生む人材育成の新たな価値」。山本氏は地域の課題解決を通じて得られる学びや人材育成の重要性について触れ、特に地方の現場での実践が若者の育成に大きな影響を与えることを強調されました。また、異なる分野の人材との協働が新しい発見と成長を促進することも、事例とともにご紹介いただきました。

ディスカッション

トピック:地域における影響と共創の実践例
続いて行われたディスカッションでは、新潟、長崎、岐阜の各地域での取り組みが紹介されました。
講演に引き続き、山本氏による進行の下、各登壇者からは多様な人材による地域での協働事例が共有され、それらの越境経験が地域の課題解決や人材育成にいかに寄与するかが示唆されました。また各地域の現状や課題について意見を交換し、特に高齢化や人口減少に対する具体的な解決策について議論が交わされました。地域ごとに異なるアプローチが共有され、地域間の連携や知見の共有の重要性を再確認する機会となりました。

ワークショップ

その後は「社会課題解決のためのアクションプラン作成」をテーマにワークショップを行いました。
参加者は、ディスカッション登壇者から紹介された地域課題への取り組みを参考に、山本氏から示されたフレームワークを使いながら地域の具体的な課題を設定し、それに対する解決策を考えるグループワークに挑戦しました。各グループは、過去と未来、自己と他者という視点から問題を整理し、現状の分析と未来のビジョンを構築しました。特に、地域の特性を活かした具体的なアクションプランが多く提案されました。

ブレイクアウトセッション

最後のセッションでは、異なるグループに再度分かれ、各自の提案や気づきを共有しました。参加者からは、「初めの一歩をどう踏み出すか」という具体的な行動への意識が強調されました。また、各地域や業界特有の課題に対しても、他の参加者から新しい視点やアイデアが提供され、実際のアクションに繋がる可能性が示されました。

まとめ

イベント終了後の参加者からは、「異なる分野の方々との交流が新しい視点を提供してくれた」「具体的なアクションプランを考える過程が非常に有益だった」といった声が寄せられました。
本イベントを通じて、多くの参加者が越境と共創による人材育成の可能性を実感していただけたのではないかと思います。
今回ご登壇いただいた山本氏をはじめとする登壇者の皆さま、ご参加いただいた参加者の皆さん、誠にありがとうございました。