ひとくちにっき 『はずかしいとうれしいの巻』 6/21 (2023)

きょうは朝早くに起きて、1限から2限をぶっ通しで受けた。

ところでわたしは六日前から月の者といっしょにいる。

月の者は例月、せいぜい3日間しか滞在しないはずなのに今回は6日間も一緒にいた。

どゆこと?

気まぐれにもほどがある。

年齢が関係しているのだろうか?

早く帰ってくれないかなと思っていたら、突然帰っていった。突然だった。

いつも突然いなくなる。
寂しくはない。

月の者を見送った後、お昼ご飯を食べながら、資格の勉強をした。わたしは数年前からとりたい資格があって、そのために勉強をすすめている。

大学とはまったく関係がなく個人的なものだ。

母も興味があり、ともに取得を目指している。母と勉強ができるって、すごくすごく楽しい。 

お互いにつづかない性格なので、いっしょにだらけないようお互いを鼓舞しあっている。

試験日が近づいているのですごく楽しみだ。

勉強は興味があるものなら、すごく楽しい。本来、そういうものかもしれないけどね……。

昼食を済ませ、午後の授業を受ける。受け終わって歩いて帰ることにした。大学から家までは、主に1時間半。午後はそこまで暑くもなく、日和がいいので歩きやすい。

まったく運動をしない人間なので、歩くぐらいはしないと体に悪い気がして、歩けるときは歩くことにしている。数年前まで死にたい人間だったわたしが体に気をつけているなんて、人生わかんないもんである。

歩きはじめてすぐ、道路をはさんだ向こう側の歩道を歩いてくる人に目を奪われた。美しい人だった。同じ大学の生徒だと思われる。 

わたしはなんとなく見とれて、それを悟られないように目をそらしたりして飄々と歩いていた。

そして、一歩一歩大切に踏みしめていると、『ブリッ』と、サンダルのゴムの部分が地面とこすれた。

屁だ。

いや、屁ではない。

でも、完全に屁だった。

やばいと思った。

なぜならそこにいたのは、わたしと彼女だけ。


泣きそうになった。


泣きそうになりながら、片足をあげてサンダルを確認し、『あれー? おかしいなー? こいつぅ!』という感じを装った。

情けなくてまた泣きそうになった。
泣かなかった。
誰かに褒めてほしかった。

誰も、いなかった。


そのまま家路について、夜ご飯を作った。

もう二度と彼女と会うことはないだろう……悲しみ……これが、悲しみ……こんにちは……。


夜ご飯は、ジェノベーゼソースで作ったきのことベーコンのパスタと、ズッキーニをマヨで炒めて醤油垂らしたやつを作った。激うまであった。弟ももぐもぐ食っていた。

そして、夜。

わたしは待ちに待ったあの知らせを開いた。

ココア共和国2023年7月号掲載者のお知らせである。


先月の末、わたしは『空想』という名の詩を投稿していた。



うわーーーーー!!!!!!!!


叫んだ。

本誌の掲載は、今回で3回目になる。
ありがたい。ありがたすぎる。

また、先日、感想文を書かせていただいた熊野ミツオさんと同じ月に載せていただけてとても光栄で……! いつか一緒の号に載ることができたら感無量と考えておりましたので、叶って嬉しい限りです。


届くのが楽しみ!!

文章は、わたしのことを救ってくれる。

なにがなくなっても、文章だけはわたしを見てくれている気がしている。

これからも、右手、目、鼻、口、耳、脳みそ、よろしくね。


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きょうもお疲れさまです。

また、二日間ためこんでしまいやした。
悲しい性です。

今回も読んでくださって、ありがとうございました……!

今日の夜か明日に、6/22ぶんを投稿します。



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