皮膚科専門医・美容皮膚科医 tanaka

地方都市在住の皮膚科専門医・美容皮膚科医  未就学児二人の子育て中  日々の気づきや学…

皮膚科専門医・美容皮膚科医 tanaka

地方都市在住の皮膚科専門医・美容皮膚科医  未就学児二人の子育て中  日々の気づきや学びを備忘録的に記している

最近の記事

赤ら顔、酒さ

赤ら顔皮膚科外来をしていると、午前中の外来だけでも赤ら顔を主訴にくる人は 5-10人程度はいる印象だ。 赤ら顔といっても色々な原因が挙げられる。 commonなものを挙げるなら代表的なものは以下がある。 ・アトピー性皮膚炎 ・脂漏性皮膚炎 ・酒さ ・皮膚筋炎 ・光線過敏 ・全身性エリテマトーデス ・皮膚筋炎 ・丹毒 その他たくさん。 少し専門的な病名がでてくるな。 今日ここで取り上げたいのは、そう。本日のお題である <酒さ>についてである。 酒さってきいたことあるだろ

    • 成田悠輔の魅力

      2021年あたりからちらほらとYouTubeを賑わせている、成田悠輔。 最近では地上波でもみられるようになり、その知名度はうなぎのぼりに上がっている。 そんな彼のファンは多いのではないだろうか。 そんな私もにわかファンの一人だ。 彼が今、 世間の注目を浴び、人々の興味を惹きつけてやまない理由はどこにあるのだろうか? 自分も含め、人々が彼に興味をもつ所以を考えてみた。 ①歯に衣着せぬ物言い 我々日本人は、他者からの目や、世間体を気にしやすい民族だ。 顔が知られている人で

      • 地域でみる美容皮膚科患者層

        皮膚科専門医、美容皮膚科医である私は、現在数か所のクリニックでバイトをしている。 ちまたでは、フリーランスのドクターとか聞くが 業界内ではそんな言い方をする人はまずいない。 バイト先多くて大変じゃない? とよく聞かれるのだが、私はこの状況を非常に楽しんでいる。 というのも、行くクリニックの立地、保険か自費かによっても患者層が全く異なってくるのだ。 都心部の美容皮膚科・外科のクリニック10代後半~60代 特に30-50代が多い。 インスタやブログなどのSNSで美容情報を集

        • 女医嫌い

          いや、かく言う私も世間でいうところの「女医」なのだが。 女医って言葉、違和感感じないだろうか? 私はめっちゃ感じる。 男性医師は医師だけど、女性医師だけなんで女医とよぶんだろうか? その他にも男女同じように職業があるのに、女性だけ特別によぶ言葉がある。「女子アナ」「女流作家」「女子高生」など。 男女ともにあるカテゴリーなのに、女性だけ区別されている。 ではなぜそもそも区別するかということだが。 例えば「女子アナ」 語源は諸説あるようだが、1980年代以降に数々の人気バラエ