血を吐きそうになるほどブチギレた本「殺戮にいたる病」読書感想文
いきなりですが自分、ブチギレてます。
小説「殺戮にいたる病」を読みました。
この作品は「叙述トリック作品の最高峰」とも呼ばれ非常に楽しみにしてましたが、それよりも犯人への怒りが超えてしまいました。怒りが胃を刺激し、穴があいて血を吐くかと思いました。
ということで、ただただ犯人に対して言いたいこと書きます。
荒っぽい言葉を読みたくない方は、ぜひ「後世に残したいおじさん構文ベスト3」でも見ていってください。
※これ以降はネタバレ含みます。
本当いい加減にしろ。そこに座れ。なんなんだお前は。
これほど読んでで「あー、しんどい」と思った小説はないかもしれません。
タイトルにもあるように犯人に関しては一種の「病気」という捉え方もできると思うんです。まあ明らかに一般的な「普通」からはかけ離れてますからね。
じゃあ同情の余地はあるか?否、ございません。コイツの行動や考え方まで全てが無理。特にかしこぶったセリフがムカつく。なにが『お一人ですか?』だ。
真実の愛を手に入れるためとか言いながら、何人もの女性を手にかけた犯人。
他の人のことを何にも考えてないから、気持ちもわからないし「気持ちがある」ということもわかってない。だから逮捕されることや犯罪を犯すことが他の人にどう影響するとか考えてない。
犯人の頭には「自分」と「自分以外」しかない。
だから女性も「もの(物)」としてしか考えてないんです。そのくせ「愛」だの「恋」だの言ってるんですよ。殺した女性のことを思い出して「不覚にも涙をこぼした夜もあった」じゃないんだよ、泣きたいのはお前じゃないんだよ何言ってんだこのバカ。
他人の気持ちを考えないくせに、女性に近づくときは姑息な方法を使っているのも気に入らない。大学の学食で女子生徒に近づいて、ソースを取ろうとした手にわざと触れて「あ、ごめん。どうぞ。」とか。
な ん だ そ れ は。
だいたい教授のくせに学食で食うな。教授用の部屋で食え。出前館で注文しろ。クーポン使うな。
大体こんな他人を考えられない奴がよく大学教授とかなれたな。採用担当者はどこを見て採用したんだよ。大切なことは履歴書に書いてないんだぞ人事。
そしてこんなヤバいやつが結婚して子供を2人も作ってる事実ですよ。どうやって父親としてやってこれたの?学芸会とか運動会とかちゃんと行ったの?あれ、ちょっと待って。
なんでコイツが結婚できて俺が結婚できないんだよオイちょっと待ていい加減にしろ
ブログではさらに犯人に言いたいこと言っています
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