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ホン雑記 Vol.381「またそろそろ日本を今一度せんたくいたし申候 」

今日の記事は、本当に多数の人を敵に回すことになるかもしれない。

でもやっぱり言わないといけないことなので、言っておこうと思った。失う物がない者が言ったほうがいいだろうし、逆に、今あるすべての関係と幸福を失ってでも、言っておかないといけないと思うことなので、どっちにしろ言うしかないわな。


NMB48の渋谷凪咲が「令和の時代にウソついたらもう終わりです」という金言を吐いた。バラエティでの一環だけどね。

でもこれ、オレはマジでそうだと思ってる。この子も薄々気づいてて分かってて掠らせてんじゃないのかな? ま、「キャラ」はウソには入らないってことで。
今日や昨日あたりの数人の芸能人の言ってることをまとめて聞いて思ったんだけど…あぁ、まぁ松本人志とか長渕剛とか泉谷しげるとかなんだけね。

そのあたりの人をもってしても、ハッキリ言えないんだなぁと思ったんだけどね。浮気・不倫を叩く、ってか良くないっていう文化、そろそろ無理あるよってこと。あぁ、長渕は結構攻めてたか。昨日。
これは納得を引き出すまで話すとバカ長くなるけど、定年まで一企業にしがみつけなくなって来たってのも関係してる。
関係してるっていうか、とある問題を浮かび上がらせるのに、あの手この手を使って、世界が問題を発生させてる。

その問題が「真実から目をそらすな」「分断されてると思うな」だと、オレは前から感じている。高校の時にも「真実に目をそらさないで」なんて歌作ってたな。
これを実名で言うには、結構な勇気がいる。でも言うしかないじゃん。


今まで起こってきた問題を近視眼的に解決してきたのが、今の世界だ。

それは、船底に穴が空いた船の水を掻き出しながら海路を行くのに等しい。それでダメなら人数を増やし、それでダメなら機械仕掛けにして、それでも追いつかなくなってようやく、穴を塞ごうと考える。それもきっと最初は手で塞ぐことからはじまるんだ。それから鉄板を張りつける。で、それが破れたらまた張り替えて。それがもたないようなら船自体を新調して。ようやく安定したと思ったら、海の水が干上がった、なんてのが今だ。

もうどうしようもなくなっている。
擦りつけ合いは酷くなるばかりで、見えないところから石を投げる人数が減ることはない。
そういうことも、世界は酷い事件を使って教えている。
木村花さんのことだ。

もう今までのやりかたは通じない。クサいものにしてきたフタの数はもう足らない。そんなに大きなフタもない。


昨日、長渕が「なんで不倫ダメなんだろうね。仕事なくなるからだろね」と言ってたけど、その通りだ。その通りでしかない。そこに善悪などない。
逆に言えば、「仕事」はそれだけ善悪(あるとするなら)を狂わせる。まぁ、本当はないけどね。だけど、善悪があるとするなら、それは仕事によって途轍もなく狂う。その仕事に入ってしまった人は気づかない。忖度の多い国ほどそうだろう。軍隊とかもね。
マナー講師は、お金の心配がない世界で「失礼クリエイター」と呼ばれるような奸計を働くだろうか。
食い扶持を心配することのない世界で、芸能リポーターは人の不手際を追いかけ続けるだろうか。タダであんな醜い所業を働くだろうか。
メシのタネは、いとも簡単に人心を狂わせる。そしてそのことを、全員が認めている。認めてないという人がいるなら、それはそのことを単に知らないだけだ。
世界的ブランドが生まれるたびに、どれだけの血が(リアルの)流れただろうか。
100万円の高級酒が誕生する時に、どのようにして世界がそのバランスを取ってるのか。「他の酒の価値が下がる」という天秤以外に、大きくバランスを取られるものがあることが直感で認識できるだろうか。
それは人命の軽重だ。それを生むことで価値はバランシングされている。
本当は、人間が対面で1対1でしかコミュケートできなければ、そんなに人間の価値に差はつかない。と思う。
が、100万円の酒が生まれた時に「100万円払える人と払えない人」が生まれる。こういうことが無限にバランシングされて、人命の軽重に目盛りができた。それを「100万円払える人と払えない人」のどちらでもない部外者が認識できるようになってしまった。そして、命の価値はお金よりも下になった。
本当はやりたいことをやるのに賜った肉体の価値が、みんなの肉体を維持するのに便利な発明「お金」によって、お金より下になってしまった。


さてさて、不倫問題や、命の軽重や、お金の問題や、全然話がてんでバラバラのように見えるが、世界の問題は一貫している。

「真実から目をそらすな」「分断されてると思うな」と言われても漠然としすぎてると思うなら、便利なバロメーターがある。

「これは所有という概念ではないか?」

だ。つまり、世界は「所有するな」と言っている。
お金も、土地も、権威も、人間も、動物も、食べ物も、何もかもだ。

「不倫はいけないことだ」
と本気で信じている人間がいる。考えられない発想だ。当人同士がなんの問題もないのに、いけないもクソもないだろう(本当は当事者間にも怒るという権限などないが(ウソから始まってなければそんなことにもならないのだが))。
それは、現在姦淫罪がないということとは当たり前だがまったく関係ない。もうちょっと転じてみよう。

「外で裸になるのはいけないことだ」
も、似たようなものだ。
そもそもいけないことなわけがない。人は裸で生まれてくるんだから。

禁止されていることにはすべて、それを是とするとよろしくないと思う人・組織が必ずある。それの禁止事項を破ることを悪と呼ぶ。だから最大限の話の範疇に悪はない。当たり前の話をしてしまっているな。

ここからはブッ叩かれると思うが、世間のほとんどが「浮気・不倫を是としていない」のはなぜか。それは単に「自分の意見と合致しているから」だ。ただそれだけなのだ。自分の生き方に沿った政党に票を入れているのとまったく変わりない。「未来」の「世界」(時間空間的により遠くまで通じる)が良くなるにはどうしたらいいのか? に照らして出された答えではない。子供のいる人は、その状況に有利なことを謳う政治家に投票するだろう(これも非常~に良くないねぇ)。そうやって我々は延々と騙されてきた。

つまり、アルファオス(先に挙げたオス3匹)、ベータオス、アルファメス、ベータメスの4種類のカテゴリの中で、アルファオス以外はすべて「気に入った異性がなるべく他の異性と接触しない」ことを望んでいるということだ。たまたま自分の意見と合致しているのだ。
これはお金の問題もまったく同じで、みんなお金が好きでありながら、金持ちは誰も(特に日本は)それを持ってることすらハッキリ言えない。

もっとハッキリ言おう。ほとんどの取り柄のないたいしたことない凡夫(オレは代表みたいなもんだなぁ)どもに叩かれるのを恐れて、アルファな人種が本音を言えないでいる。すると、全集団のパワーは落ちる。
正しいかどうかだけで、舵を切って来たこの国のマズさがいよいよ露見して来た(「円の実力」が50年前レベルに。ピーク時の半分以下。こんなことだけがマズさなのではもちろんない)。
教育も、欧米と違って「正しいやり方でやりなさい」の余計な言葉がついて回るという。
いったい誰が挑戦するというのだ、そんな国で。すべての無茶をやってきた先人のおかげで、凡夫どもはこの便利な世に生きていられるのに。



世界の力が、アルファからベータに移りすぎた。
上に力ある時は倒せばいい。フランス革命のように。

でもパンピーに力が移りすぎた今、倒す者はいない。相手がいないから、相手を探してちょっとでも幸せそうなヤツを探して叩く。
全員がしゃらくさくなった。

誰もが発信できる時代になったけど、責任は負わない。
名前を出して、殺されるかもしれない不安は負わない。

オレは人一倍ビビリだし、ベータタイプの中でもかなりの下位なんだけどね。稼ぎすらない。

今日言ったことを、アルファタイプが言ってたら、そりゃ怒られるよ。でも稼ぎも甲斐性もなーんにもないオレが言ってんだよ? もうちょっとみんな本音で生きようぜ。あぁ、稼ぎがそれを邪魔するのか…。

友か客か判断の付きがたい世界なんかイヤだろう。いや、ホントは客に友のように接するのが一番いいんだろう。あーほら、ここでも金が邪魔だな。
食い扶持なくなるもんな。食い扶持いるかな? ホントの友がいたら。

でも、家とかいるしな。
家? いるんかな。塀を立てた瞬間に敵が生まれるってことはホントによくあるな。ホントに生まれるし、自分の脳内にもまた「塀の外」という敵が生まれるんだよね。

人間を所有? いよいよおかしいと気づかんかね。
子供は親の所有物じゃない。最近はみんなそう思えてきた。だけど、配偶者はまだ自分の物。本音と(特にアルファオスの)ズレてるよね。
サル山から大将を除いたら、うまいこと回らん。し、大将はまた生まれるよな。結婚制度は全メスよりもむしろ、ベータオスを守る制度ってみんなが分かってたら、全メスがアルファオスに向かうんだろうけどな。元の健全な姿のように。精子と卵子の時代からそうなってんのに、法律でどうこうってのが無理あり過ぎだわな。

エゴだなぁ。

あぁ、うちは結婚してるけど、おたがい一切の束縛ないんだよね。別に結婚しなくても全っ然いいんだけど、法治国家にいる以上、配偶者より力のある関係が存在されてもオレがメンドくさくなるんで、制度を使用してるだけだな。
一切の婚姻に関する慣習にも従ってないしな。あぁ、オレが気に入ったら使用してやるかもしれんな(笑)

指輪? なんでオレがはめなあかんの。宝石と貴金属は詳しいほうだけど、なんで指にはめなあかんの。鬱陶しい。
あー、別にしてる人への批判じゃまったくなくてね。オレも嫌いだったバレンタインの習慣に飲まれたし。その時の自分がやりたかったらやるさ。相合傘も人が考案したものだろうけど、嫌いじゃないしね。



ルールをよく守る人。悪いとは言わないが、悪法ってのもあるぜよ。
それにルールは、為政者と&モノを考えるのがメンドくさい人に支持される。それが本当は誰の首を絞めるのか。


結論、人を叩く人を叩け。
以上。




ってことに、したいんだけどなぁ。それもなぁ、世界は同じものをコピーするでなぁ。「叩く人を叩く人を叩く人」が生まれちゃうな。

でもホントね、ネックはそこなんだよ。
人を叩くのに必死<自分を幸せにするのに必死
(ここで幸せは気づくものとかそういうムダ文脈はいらんのは察してくれ)っていう世界に持ってかないとあかん。それは教育、学校での教育とかじゃなくって根本的な通底概念を敷くということなんだろうなぁ。今後は私塾とか出てくるかもしれんね。それも意見の分断を生むかもしれんなぁ。

ヤンチャ目な著名人かなんかのセリフで「イジメ、カッコ悪い」みたいなポスター作るような方向性っての? 叩いたり怒ったりじゃなくて、自然と促すっていうかさ。それ恥ずかしいよっていうか。
いうても「恥を知れ!」とかそういうのじゃなくてね。それもまた叩いてるからね。そうじゃなくて「あなたレディでしょう?」みたいな方向性ね。いや、レディじゃなくてもだよ。分かれよそこは。


ということで、結論、幸せになりなさい。

どうやってなるのかは、まぁ、各々真剣に考えてよ。超真剣にだよ。
あなた、レディでしょう?




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