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続編「いい日旅立ち・東へ」を勝手に作ってみた!

(本筋は下部の横線以下からはじまります)


今日はこの替え歌を雑記の代わりにアップします✋

さてさて、こないだ【弾き語り】「いい日旅立ち」をアップしまして、それでちょいちょい調べてたら、続編にあたる「いい日旅立ち・西へ」なる歌が存在することを知ったのですね。

これですね。
歌のほうはこっちのかたが歌ってますけども、作詞は谷村新司氏によるものです。
そもそも、オリジナル曲の「いい日旅立ち」が旧国鉄の打った旅行誘致キャンペーンのテーマソングだったみたいで、それでタイトルがヘンな感じ(スポンサーの「日本旅行」「日立製作所」の文字を詰め込んだ)であるようです。ヘンな感じ言うな。

で、JR西日本もキャンペーン打つぜってなった時に、この「いい日旅立ち・西へ」が2003年に誕生します。

歌詞はこんな感じ。

いい日旅立ち・西へ
詞・曲:谷村新司


遥かなしまなみ錆色の凪の海
セピアの雲は流れてどこへ行く
影絵のきつねを追いかけたあの頃の
夢を今もふところに西へ行く
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち ふたたびの風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに

蛍の光は遠い日の送り火か
小さく見える景色は陽炎か
出逢いも別れも夕暮れにあずけたら
自分の影を捜しに西へ行く
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 朝焼けの風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに

ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 憧憬(あこがれ)の風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに


んで、ですよ。
こりゃー、「東へもあるんちゃうんかいさー?」と思って調べてみたら、無い。そこでオラワクワクしてきちまって、「ワシが作るでー!」ってなっちゃったわけです。
人の曲に勝手に歌詞つけるってのはかなり好まないんですが、こればっかりは止められなかった。

まず「東っつったら東京だろ~?」なんて思うわけですけど、東京に、というか各土地にまったく思い入れもないんで、何があるかわかんないわけですよ。調べたとこで逆に多すぎるし。

で! 思いついたのが、東京に現物ではまだ見ぬ友人がおりまして、「いつか自分のエネルギーが大きくなって人見知り無くなったら、東京案内してくれまへんかーっ!?」と勇気を出して初めての告白してみたことがあるのですね。
そんで「そうだ、その時のことを想像して書こう!」と思うわけですが、想像もクソもなんの場所もわからんわけです。こちとらアキバぐらいしか知らない日本人なのです。
んで、結局歌詞の内容はその友人夫婦の日々の営みを想って書いたものになってしまったのでした。
キャンペーンの話が来ても(こねーし)まったく使えない。うひは。

でもね、自分的には超いい歌詞ができたんですよ。
いつも作詞の時は意味のパズルがクソめんど…いや、とても神経を使うんです。「これをこの行で言っちゃうと、ここの行とカブるなー」とか「逆に削って言えないままになっちゃうなー、どこにねじ込もうかなー」とかです。もちろん文字数の制限がある中でやることなので大変です。
んが、いっつも、最後必ず意味のパズルが過不足なく合うんですね。合っちゃうんですよ。毎回毎回、今度の歌は完成できないかもしれないと思いながら。

さて、こんなプチ自慢は置いといて、長らくお待たせしました。待ってない人はこの横線部まで飛んでくれたことと思います。


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いい日旅立ち・東へ
詞:仲大輔 曲:谷村新司


見知らぬ顔して建ち並ぶ灰の森
生の身のままを蝕むインソムニア
明け暮れはざまに夢を描き続けた
その実在がいつまでも残される
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 巡り逢わせたひと
ささやかな愛を紡ぐ君の住む町へ

素知らぬふりして寄せ返す毒の波
絶え間なく引き裂かれた胸の誇り
傷痕いつしか慈愛の窓を訪ね
生命に寄り添う道を歩ませる
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幾重にも穿たれた
風穴をよそに笑う君の住む町へ

ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち チモフィラの黄金が
蒼い心を解かす君の住む町へ


ちなみにその友人もnoteやってますー✋
この歌の歌詞の中の「実在」とは、彼が作るすべての作品のことです。ぜひぜひ寄ってってみてください。
心や脳の問題のあれこれ、これに気づいたあれに気づいた、ついでに懐かしい場面もいっぱい出てくるでよ~っ✊




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