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続・自律的に動ける組織をめざして

こんにちは、デプロイゲート採用広報チームです!

今回の記事は1年半前に公開した「自律的に動ける組織をめざして」のアップデート記事になります。

DeployGateが設立以来大切にしてきたのは、自律的に動ける組織の構築です。直近、その組織運営におけるアプローチに新たなアップデートを行ったので、新しい取り組みについてご紹介させて頂きます。

今回のアップデートに関しても、私たちが常に重視している「自分で考え、目標を達成できるようにチームで行動する」という理念が中心になっており、社員からの声を反映する形で組織改善の方針を決めました。社員一人ひとりの意見を尊重し、それを組織改善の土台として採用することで、より強固で柔軟な組織へと進化していくことを目指しています。

職種横断チーム、やめました!

1年半前、自律的に動けるチームを目指し、プロダクトに対するオーナーシップを全員が持つために、職種を超えた2つのチームを立ち上げました。専門職による分業体制ではなく、多様な視点とスキルを持つメンバーが共同でプロダクトに関わり、より柔軟かつ効果的な意思決定が行われることを目指したものでした。

しかし1年半の試行の末、結果的にはその2つのチーム制をやめることにしました。この変更はネガティブな理由によるものではなく、プロダクト開発をさらに効率化するための前向きな次のステップとして捉えています。今回1年半にわたり職種横断チームを運用した結果、多くのメリットを発見することもできました。これらの良かった点については、職種横断チームを廃止した後も継続的に取り入れていく予定です。

開発者以外もプロダクトの理解が深まった職種横断チーム制

初期のチーム構成では、開発・カスタマーサポート・セールスといったそれぞれの専門職に基づいてチーム構成がされていましたが、この体制では開発以外のメンバーがプロダクトとの距離が遠く、全員が同じプロダクトについて同じレベルで理解し、同じ視点での議論を行うことが難しいという課題がありました。しかし今回1年半にわたり職種横断チームを実施した結果、

  • 開発者だけでなく、他の職種メンバーもプロダクトに関する理解が深まり、全体での議論が活発に行われるようになった

  • 開発者にとっても、開発者以外の視点からフィードバックを受けることで、プロダクトの改善点や新しいアイディアを議論する機会を得ることができた

  • 異なる職種との連携が増えたことで、社内のコミュニケーションの壁が低くなり、より円滑な情報交換ができるようになった

  • CS担当者は、開発に関する理解と最新のリリース情報を把握できるようになり、開発者の介入なしで迅速にお客さんへの対応が可能になった

など、様々なメリットを生み出すことができました。
これらのメリットは実際に職種横断チーム解散時にメンバーから上がってきた意見です。今回チーム構成としては初期と同じ専門職ごとのチームへと戻す形になりますが、単純に戻すのではなく、これらのメリットを維持する、バージョンアップした組織運用を行っていきたいと思っています。

開発リソースを集中、効率的な開発体制の構築へ

1年半組織横断チームで運用し、たくさんのメリットがあったことも事実ですが、開発リソースが分散してしまい、開発者が集中してプロジェクトに取り組みにくくなってしまっていた事も事実でした。限られた人数の開発メンバーで構成されるチームでは、その影響がより顕著になってしまい、各メンバーの負担が大きくなっていました。今後は改めて開発リソースを集中させることで、開発主体でプロダクトを推進し、リリースサイクルの高速化、新しい機能開発や改善に力を入れていきます。

自律的に動ける組織をめざして

DeployGateは従業員人数20人(業務委託含む)の、まだまだ組織規模としては小さいですが、その小さい組織ならではの柔軟性が、このようなドラスティックな変化を可能にしています。
先日代表の藤﨑も言っていましたが、きっとこれからも組織をくっつけたり分けたり、色々と試行錯誤しながら「自律的に動ける組織」ってなんだ?を考えて、それを目指していくことが重要だと思っています。

冒頭にも触れましたが、今回の組織改善のきっかけは社員からの声でした。このように、働く社員や組織のニーズに合わせて体制・環境作りを行っていけることがDeployGateの大きな魅力、強みだと思っています。これからもこの強みを活かし、自律的に動ける組織づくりを目指します!

さいごに

Inside DeployGateでは、今回のような働きかたに関する各種取り組みについて、今後もさまざまな記事を投稿予定です。よろしければフォローよろしくお願いします!

また弊社では、一緒に楽しく働き、プロダクト及び組織をより良くしていくメンバーを随時募集しております。もしご興味ある方がいましたら、下記のサイトよりご応募お待ちしております!

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