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顧客を集める商売ではなく集まる商売の集客



こんにちは三上です。
今回のテーマは商売人として集客するのではなく自然と集まりたくなる居場所を作るためには、どのような心掛けをするのが良いのかを綴りたいと思います。

私にしてみれば当たり前のことだけど、他の人は知らないことも多いですよね。
その逆も然りなので、これからデジタル化が進む時代の中で変えてはならない心掛けや思いなど共通認識の時代が広まる前段として先取る考え方を一緒に見てまいりましょう。


・私にとって当たり前の事を前提とした接客方法

 小売業に限らず集客する方法って色々ありますが、一見で終わるお客様を呼び集めることを集客とは言わないですよね。

良く耳にすると思いますが儲かるの漢字は信者(ファン)ですよね。
集まる集客とは接客方法が全てなのだろうと私は思っています。

ファンの方が多くなれば、その方の家族や知人への紹介が多くなるので口コミでオピニオンリーダーとして支えていただけるお客様をひとりひとり獲得することに日々の難しさを感じます。


・オピニオンリーダーとインフルエンサーの違い

 マーケティング領域におけるイノベーター理論での分類分けをすると、オピニオンリーダーと言う枠の中にインフルエンサーと言う言葉がありアーリーアダプターに該当するのがオピニオンリーダーです。

簡単には「特定の集団に対して大きな影響力を持っている」存在で稀に混同されやすいですが違います。

・オピニオンリーダー
特定の商品の購買行動および消費を先導する生活者層のことで、集団の意見・行動・判断などに対して大きな影響を及ぼす人物をさします。

・インフルエンサー
SNSを通じて、特定の情報を発信する人で、それによって多くのフォロワーへ影響を与えている人物をさします。


 大切なのは日々の接客業務の中にある縁が肝腎要になる言うことです。

薬業人として健康相談を受け賜る心得としては最大限のおもてなし精神になるのです。ちょっとした気遣いをするのは当たり前のことですが、それができない気がつけないことは多いですよね。

お客様がお見えになられたら、まずは玄関までのお出迎えやお見送りする姿勢となり「満足、利点、安心」を与えることは信理を招く。

”信理:言葉を違えない事である。真実を告げ約束を守ること”


-- 薬業人の心得10ヶ条 ---

1. 挨拶に始まり挨拶に終わる
2. 来店時における十歩の動き
3. 疾病及び罹患者とは運命の出逢い
4. 逢うは値うなり
5. 常にお客様から学ぶ
6. 聴くは効くなり、話すは離すなり
7. 人を見たら自然治癒力を見る
8. 人を裁かないで誘導尋問しない(先入観に囚われない)
9. 考えていること、信じていることを奪ったりしない
10. 関心ごとへの答えの準備8割


診断は出ているけど、どの病位なのか。
完治は可能なのか、治るのか共存か。
治るとすれば、服薬期間はどのくらいなのか
いくらの予算なのか
副作用の打ち消しの確認
多剤と併用に問題点はあるのか
医師へ話をする確認
養生や生活リズムの確認
忖度せずに本音で話をしたのか
サプリメントは邪魔をしてないのか


・余談ですが、今更ながら気がついたことの本音

本当の意味で働ける時間は有限なのだと実感しています。

学びは直ぐ実践することを心掛ける。
学んだ事を調べながら薬学書を読み漁っていると同じ疾患の方が来店されます。

引き寄せの法則は本当にあると言うことを忘れないでください。
気張り過ぎると人は離れてしまう…こともあるので要注意です。

仕入れた商品はサンプルとして、どんどん使いましょう。
実際、相談中に服用いただきながら相談を受けていると、そのまま寝てしまう方もいらっしゃいます。

治る=寝る 
基本的に人の体は寝ている間に体力を回復し自然治癒力が向上します。

ドンピシャ一撃って際にはお帰りいただき自宅で寝ていただくのが良いです。

また、下記に恩師からの教えを記載します。
この教えは、どの業種にも当てはまります。

しっかりと胸に刻み業務に取り組んでくださいね。


・金を残すのは下
・仕事を残すのは中
・人を残すのは上


・色々な職人に学ぶことで自身へ適応させて幅を広げる視野を

 占い師の星ひとみ先生など数多くの占い師や易者さんが出版なされている本に興味があり参考にさせていただきます。

私は漢方と占いって、かなり近い分類の弁証論ではないかと常々感じておりまして占いが好きになってしまいました。

危険予測をすることで回避できる可能性は、とても高くなるのではないかと感じております。

 私自身も10〜15年くらい前でしょうか、専属の易者さんのお店へ通っていたことがあります。付き合いが長くなると数珠や置物など物品販売の話もありましたが流石に購入までは至りませんでした。

お値段が高いのですよね。
それを断ったからなのか定かではありませんが痛い目を見ることが続いたりする時期がありました。

また、その易者先生は椅子の前に座り何も話をせず(相手も私も)うーんと唸りながらA4用紙へ言葉をすらすら綴り渡されます。
書き終わると、こんな感じですかね?と言われて聞こうと思っていたことに対して回答が書いてあるのですね。

これには驚きまして、すごい特技だなーと感心したことがあります。
その後におみくじ的なものを引かされ注意するようにと言ってくださるのですが、かなりの的中率で危険を回避してました。

しかし、人間ってお馬鹿なのですよね。
どうしても浮き足立っていたり酔っている時など、その注意を忘れてしまうので危険回避できずに巻き込まれてしまいます。

振り返ると、あぁって残念なお馬鹿だなぁと思うことが多々ありました。
人はストレスなしでは成長しませんから勉強代だと思って反則金や罰則金など多額の支払いをしたこともあります。

同じことが服薬法でも言えるのですね。
病が少し良くなった時に皆さんは直ぐに薬の服用を忘れてしまうのですよ。これは面白いなーっと思っておりまして、少し良くなったから服薬を止めた方の再来店率は、かなり高いのです。

病が反復して前回よりも悪くなるケースもあるので用法容量は最後まで飲みましょう。


・職人は技術の盗人だけどビックデータは強制的に奪う独裁者

 余談が多くてすみません、話を戻しましょう。
星ひとみ先生は今後15年ぐらい経て共通感覚の時代になるのではないか?と記載されておりました。

どんな存在がいても、それは当たり前の世の中である、それが何?という感覚で、みんなが当たりまえに共通の認識となりますから危険がない限りは多少のことでは気にしない世の中へ向かっていく時代になるそうです。

寿司職人や和食料理人、エステティシャンや美容部員、美容師にメイクアップアーティストなどに飲食や物販にヘルスケア・福祉業界を問わず、職人に学ぶことは多くあります。

要するに、目次冒頭でお話をしました職人に学ぶと言うことです。

 例えば、地方の海が近くで漁業が盛んな地域で食べるお寿司って鮮度が高くタイムリーな商流なので美味しく食べられるのは当たり前の事ですよね。

ですが、地方から出荷されて都内へ到着するまでのリードタイムは数日掛かる場合も予想されます。そもそも江戸前寿司って私は美味しいなと感じておりますが、そのリードタイムが長いので鮮度は落ちてしまいます。

江戸前寿司って鮮度の落ちてしまった魚をいかに美味しく提供するのかを追求し探求した究極側にあるお寿司なのだと言う事を教えていただきながら、和食料理人の先輩と食べる機会に恵まれるのですが(料理人の方と食べに行くと面白いことばかり)落ちた鮮度を熟成させる技術を磨いている職人さんの多くはミシュラン獲得店が多いと思います。

 その方法は様々あるので割愛致しますが、お寿司屋職人さんの中では当たり前に行なっていることなのですね。
それに飲食店では当たり前だと思っていることが他業界の方にしてみれば分からないことばかりですので大変勉強になるのです。

 そう言った共通認識の時代が来ると言うことは、ネット上のビックデータに情報が集約されるとAIチャットやAIが簡単に学ぶことで共通認識として変わると言うことなのです。

せっかく時間とお金を懸けて培ってきたことがAIチャットで即答される(既に始まっておりますが)少し寂しいというか活用することで、誰もが簡単に作れてしまうのではないのか?と無知な私は考えてしまいます。

 ちなみに、ゴミ箱のビニール袋を交換する際には新しいビニールを一度広げて空気を入れ膨らませた状態にしてからゴミ箱へ入れると素早く交換できたり、使い込んだフライパンや油鍋のこびり着いた塊などは、一度ガンガンに熱した後に強めの水圧の冷水を掛けることで簡単に綺麗になります。

食養生では火傷した際に餅米を食べないように注意する、ダイエット時の食事にはたくさんの色を取り入れた食事で咀嚼回数を増やす注意なども同じことなのですね。

エステの場合、下を向いたまま「ぬるま湯で顔を洗います」が下を向くと顎のフェイスラインの筋肉が緩み崩れてしまうので、ブルドック顔になる傾向が強かったり、正面を向いて冷水を当てることで筋肉が引き締まりますから小顔になりやすいのです。

そのようなケアをすることに加えリンパの流れは頬骨の下から掬い上げて耳たぶの下へ促すこと、顎から首へも同じようなことが言えます。 

また、化粧をする際に吹き出物がある時など赤みが強く出ている際には、緑色のコンシーラーを使用すると赤みが隠せます。

私にとって当たり前の認識が皆さんの認識とは違いますので、かなりの乖離があるのだなーと違和感も感じますが観察力を発揮して生きてきたのだと言う事にしましょう。


・15年先には共通認識となり誰もが当たり前の世の中に

 当然の世の中であったのが15年先には共通認識となり誰もが当たり前の世の中になると言うのですから、どうやって情報を発信しなければならないのか考えさせられることが多くなりました。

もちろん、メリットと感じる方も多ければデメリットと感じる方がいるのは当然の事です。

知人に優秀なシステムエンジニアがおりまして、いつも分からないことがあり調べても分からないと感じた時には直ぐに電話連絡して教えてもらってます。

日常的にもそうなのですが(いつもありがとう)へぇ〜って思うことに対して直ぐに聞く、回答を得ると実際に自分でやってみる。

これは習慣や癖なので、自分の経験値が上がるのがちょっと嬉しい時もあり楽しんでます。

 話を戻しますが、そのSEの知人へ連絡を取りビックデータに知識を吸収されないようにするには何か良い方法はないものか尋ねたところ、ネットワークを使用した時点で集約されるから防ぎようがない。と予想通り即答でした。

それじゃ、どうやって他人へ共有すればいいの?と聞くと口伝やネットを使用しなければ良いと…当たり前ですよね。

ネットワークを使用した際に必ずビックデータへ集約されてAIが学習するのですから、職人からすると世知辛い世の中になってくると言うことは明確なのです。


・AIから学ぶのが一番効率が良いと言うことなのか?

 デジダル化が進む中で、そう言った情報を守るにはPCを使わないようにすればいいと教えてもらえたので時代を逆さのぼる事になりますが紙媒体のj需要は重宝されるのかとも考えてみました。

しかし、印刷前のプロットを組むのはPCとなるのでデータをメールで送ったとしても奪われるのか、次回に連絡した際に確認しようと今し方思いっています。(まぁネットワークとは違うので問題ないのでしょうが…)

 ネットワーク上に記載することで技術的な財産が盗まれると言う事は、発展途上国では重宝されるのでしょう。

ですが、先進国や技術他国ではどのように考えているのだろう?と疑問が次々と生まれるので、ますます誰か詳しい知人へ聞いてみようと思います。

以前に漆器蒔絵の芸術家さんと縁がありまして学ぶことが多かったのですが「技術は見て盗むもので教えてもらう事ではない」ときっぱりお話なされていたことを思い出します。

色彩学の先生からは「勉強して資格や免許を取ろうがセンスは1%も上がらない」間接証明など光は下から上へ向けて設置する際には「敢えて影作りをすること」で人の感情が落ち着く雰囲気になる。

天井付近に置く照明は5〜10Wにすると良いなど面白い話を聞ける環境にいたのだなと改めて感謝しなければなりません。


 私の当たり前を少し書きすぎてしまいましたが、わざわざ自分でお金と時間を懸けて学んだことが、一瞬で共通認識されるようになると言うことはAIから学ぶのが一番効率が良いと言う事に辿り着きます。

そうなると、今まで職人の先輩とご飯へ行き食べながら、おっ穴子とシャリの温度が合ってないから残念だなーなどと小言を聞く美味しい食べ方論を楽しみにしていた事が一つ減るんだなぁと感じました。

 やはり人間が働ける職業がAIによって淘汰され始めるのも近い将来と言うよりも、直ぐ近くまで来ているのではないでしょうか。

そのように考えると政治家の先生方や教授に学業講師さんなども大勢必要ないのでは?と心配になってしまいますね。


本日もありがとうございます。

今回も私の拙い文章力ではありますが、後世に何かを残せればとの思いから、いつも皆々様のご健勝を祈り記事を作成しております。
ご一読いただけた事を心から感謝しております。三上 拓 Taku Mikami