飲み込む波。闇。不安。
僕は波に流されて漂う。
進みたい方に起こる波には乗るのはワケない。
進みたくない方に起こる波にも乗ってしまうことがある。
共感してしまったりした瞬間に、その波は僕を飲み込んでいく。
そして気がつくと、波を起こした他者よりも、
僕の方が遠くまで流れていて戻ってこれなくなることがある。
真っ暗の海。足も当然つかない。
闇。不安。
そう、今日もそうだ。
特に尾を引いてしまってはいけない。
そんな時は自分の内の声に耳を澄ます。
・仕事終わりに夜散歩行きたいなら行くんだ。
・富士そば食べたけりゃ食べるんだ。
・本屋で本を目につく限り買いたきゃ買うんだ。
・散歩じゃなくてカフェ入りたいなら入りゃいい。
そうして、僕は自分の力で真っ暗闇の海を元居た陸地まで辿り着く。
よし、これで明日も戦える。
その繰り返し。
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