今だからできる会話
会社の退職が決まって約1ヶ月半、ようやく落ち着いた。
退職引き留めから、決定後の上の方々の態度の変わりよう、送別会までフルコースで堪能した。
勤続10年で取得できていてこの2年コロナ禍で使えてなかった連休をこの週明け1週間を取ることにした。
海外にも行けないこの状況で1週間の休暇がもらえてどう使おうか。
東京にいても日常であり、読みたい本を読むにしても場所は関係ないとも言える。
退職前にあっておきたい人が数人いる。
退職後でもあってくれる人ではあると思うのだが、同じ会社に属している今の会話と会社辞めた後の感覚は多少異なるのではないかと言うのが僕の感覚。
記憶を蘇らせると、過去転勤で全国を2年おきに異動していた経験上、「またいつでも連絡して」「また来たら連絡してね」というありがたいメッセージは3ヶ月もすると薄れていき、物理的距離は心理的距離に等しくなる。みんなそれぞれの日常が始まる。日常って心を支配してくる。
そんなことを思い出すと、今のうちに会っておきたいという気持ちが高まった。
それで急遽チケットを取って昨夜飛び立った。
着いたよ札幌。
雪が全くない。けど東京より寒くて実感としての体が喜んでいる。
すすきのには人が多くいて、コロナが落ち着いて本当によかった。
4年ぶりくらいにラーメン屋の店長に会いに行く。ちょうど居なかった。札幌居るうちに会えるように通おうかな。
夜ついて夜の札幌を歩いているだけで日常だったところを非日常として歩く。
何だかこの使い方は贅沢なようで満足度が高い。
数日札幌で本を読んだり、noteを久々に書いたり過ごしてみよう。
そして、柄にもなく片っ端から、会社の先輩や同期に連絡をした。連絡すると会うことに前向きな人が多いのは意外だった。
今だからできる会話は今のうちにしておこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?