見出し画像

【子供→親】家族の健康も守れるぞ!電話健康相談エッセイ2選

電話健康相談で相談することは自分のことだけとは限りません。
家族の相談といえば、子育て中の子供の相談を思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、親→子供の方向(子育て中など)だけに限らず、子供→親方向の「家族のこと」で電話健康相談は利用できます。

家族のかたち、生活するメンバーは多種多様、どんな形態の家族生活の健康も守れるのが電話健康相談です。

2022年に募集した「私の電話健康相談エッセイ」から、家族の相談事についての体験談を2作品紹介します。

家族も守れる!
(みちる 兵庫県 45歳 女性) 

先日、父の体調が悪くなり、その時は、病院も休診だったので、私が加入している保険の電話健康相談サービスを利用しました。すぐに市販薬を教えて頂いたお蔭で、父の容体はすぐによくなりました。 

他にも、私の心が不安定になったりした時、カウンセラーの先生とお話をさせて頂いた事があり、深夜だったと思いますが、大変ご丁寧にお話しを聞いて頂き、気持ちも楽になりました。 

救急車を呼ぶほどではないけれども、相談窓口が欲しいと思っていたり、24時間対応していただけるという事と、家族の事も問い合わせ可能なので、大変利便性が高く、私の生活からは、切っても切り離せない、大切な家族や自分を守る、付加価値の高い健康保険のサービスです。 本当に加入してよかったです。   

両親は高齢なので、何かあったらすぐに私に聞いてね、と伝えています。健康保険の電話健康相談サービスは家族も守れる、頼りになる存在です!

24時間見守る!命のライフライン「電話健康相談」
 (sawa 大阪府 57歳  男性)

高齢の父親は、難病指定の病気を抱え、認知症も発症するようになった。普段は、デイサービスを利用している。最近は、年末年始にショートステイに行くようにもなった。

家でゆっくり体を休ませてあげたいが、バリアフリーでないため、家の風呂には入れない。いつも万全を期しているが、個人の力では限界がある。

もし体調を崩したり、発熱したりすれば、正月に受け入れてくれる病院はない。最初はいやがった父親だが、安心と安全のために、みずからショートステイに行く、と言うようになった。

ところが、施設の入所者がコロナに感染し、クラスターが発生したということで、ショートステイの受け入れができなくなった。大晦日の夜に、父親が眠るのを確認して、こちらも眠りについた。

夜中にかすかな物音がした。

飛び起きて台所に行くと、父親がうずくまっていた。お湯を沸かし、湯が入った鍋をひっくり返した。右ひざにかかり、大やけどをした。正月の夜更け。救急車を呼ぼうと思ったが、果たして受け入れ可能な病院があるだろうか。

父親の意識はしっかりとしていた。やけどを冷やしながら、電話健康相談があることを思い出した。

父親の様子や、やけどの状況を伝えた。的確なご判断をいただいた。衣服の上からでもいいので冷やすことが大切で、冷却する時間の目安も教えていただいた。

真夜中のトラブルで不安だったが、専門的なアドバイスは、本当に支えとなった。

父親は一時間くらい、ぐったりしていたが、その後、回復した。

だが、やけどが怖いのは、重い感染症の原因になってしまうこと。

その後も電話健康相談で、市販薬などの自己診断は危険性があることや、皮膚の深いところまで達してしまったやけどの治療はかならず医師のサポートによる治療が必要など、具体的に教えていただいたのでとても助かった。

父はその後、回復し、元気を取り戻した。

どんな時も慌てず、初期対応を行えば被害の拡大を防ぐこともできる。自分だけの判断で考えるのでなく、専門的な立場からアドバイスをいつでもいただける電話健康相談は本当に有り難く、心の支えにもなった。

何よりも、強く心に思ったのは、「この世の誰も、取りこぼしてはならない」という想いが、電話の向こうから伝わってきたことだ。

電話健康相談は、いつでも24時間、命を見守るライフライン。
電話健康相談の利用はぜひおすすめだ。

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?