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歯並びが悪いってどういう事か?

出っ歯、八重歯など
歯が綺麗に並んでいない状態に
悩んでいる方も多いと思います。

本日は歯並びを語る上で大切な
顎と歯のバランス関係について
歯科医師ができるだけ簡単に
お話しします!


顎=イス
歯=人
に例えてお話しします💡

まず知っておいてほしいのは
顎の大きさ、歯の大きさには個人差があります。
顎が大きい人もいれば小さい人もいます。
歯も同様です。


生まれ持った歯の大きさを変えるのは難しいです。
(削らないと無理です)
しかし顎は成長期であれば
大きくしてあげる事が出来ます🤔

歯並びが良くなる条件とはどのような事でしょうか?

綺麗な歯並びになるためには
十分な大きさに顎が成長して
歯の大きさが適切であるという条件が大切です。

イラストの様に
4人掛けの椅子に4人が綺麗に並んでいる状態です!

綺麗に並ぶ事ができます✨


では反対に
歯並びが悪くなる理由はどうでしょう?

顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪い事で
生じてきてしまいます。
(他にも原因はありますが)

大きく2つのパターンがあります。

①歯の大きさは普通だが顎が小さいケース

イス(顎)が小さいと綺麗に並ぶ事ができません😢

②顎の大きさは正常だが歯が大きいケース

こちらはイス(顎)は十分な広さだが
人(歯)が大きいため2人しか座れません💦
結果4人が綺麗に並ぶ事ができません

小さい顎では歯はきれいに並びませんし
生まれ持った歯が大きすぎてもきれいに並びません。

ではこの様な場合
どう対処すれば良いのか??


方法としては
椅子を大きくする→顎の成長を促す
座る人数を減らす→歯を抜く
座る人を痩せさせる→歯の横の面を削る

など考えられます。

他にも方法はあるのですが
簡単に説明するとこんな感じです☺️

成長期にしか出来ない治療もあります。

歯並びを悪くするのは遺伝だけではなく
悪い癖(頬杖、口呼吸、ベロを出す癖など様々)、親知らずなども考えられます💦
しっかりと歯科医院で診査を受けてもらい
原因を追求して対策する必要があります。

本日は顎と歯の関係についてでした。

いつもご覧いただきありがとうございます。

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