歯が痛みを感じるのはなぜ?
歯の中にある歯髄(しずい)が痛みを感じる組織です。
神経と血管が集まったものです。
歯髄は単に痛みを感じるだけの組織ではなく
歯に栄養を運んだり
歯に生じる異変を体に伝えるという役割があります😄
・歯がすり減ったため冷たい飲み物が染みる
・むし歯が進行してズキズキ痛む
など、、、、、
これらを放っておくと
問題が大きくなってしまう可能性があります。
(最悪抜歯になってしまうかもしれません💦)
”早く治療しないといけない!このままでは危ないよ!”
と歯髄が体に教えてくれているサインが
痛みなのです。
歯の構造について↓↓
イラストの様に
普段皆さんが見ている歯というのは
いわゆる頭の部分で1番外側のエナメル質です。
内側に象牙質、歯髄という構造になっています。
むし歯が小さいと
エナメル質までの治療で済みますが
深くなると
どんどん歯髄に近づいていきます。
むし歯が象牙質まで進行してくると
痛みを感じる可能性が出てきます😹
より進行して神経まで到達してしまうと
神経を取る治療が必要になってしまいます😱
"神経がある歯"と"神経がなくなった歯"では
歯の寿命が違います。
神経がなくなった歯は
歯科医師による治療で
薬、被せ物、セメントなどの人工物を多く介在する事になるので
どうしてもその後にトラブルが生じる可能性が高くなってしまいます💦
もちろん!ケアをしっかりする事で
長く健康に残していく事も可能です😊
まずは神経を取らなくて済むように
予防や早期発見が1番大切です!
いつもご覧いただきありがとうございます。
「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学
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