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中途で14社受けて10社内定貰った私の転職活動記録

はじめまして、私は大学を卒業してから、ITベンチャー企業で2年間働いた後、さらに小さいマーケティング支援のベンチャーで4年間仕事をしました。その後、大手メーカーで事業企画の仕事をしています。ちなみに、30代前半です。

なぜ書こうと思ったか

ずっとベンチャー企業で働いて、転職活動をして思ったのが、大企業→ベンチャーいるけど、ベンチャー→大企業はあまりいない・・・と感じ、書いてみようかなと思いました。(思いつくままに書いたので、ファクトと再現性がない部分はご了承ください。。)

私の転職活動サマリ

私の転職活動サマリ(受験時期2020/03~2020/05)です。
受験企業は規模が大きい会社が中心です。
・受験企業:14社
・内定:10社(外資:2社、日系大手:6社:ベンチャー:2社)
・面接敗退:4社(外資:1社、ベンチャー:2社、日系:1社)
です。

マイナビ転職の調査だと、応募者平均8.4社らしいので、私は多かったらしいです・・・笑

会社の知名度よりもスキルが大事

上場しているベンチャーにいましたが、知名度は皆無だったので、ブランド力はありませんでした。でも、結果として、内定10社いただくことができました。(当たり前ですが・・・)会社の看板はあまり関係なく、自分が何者かを証明し、自分のスキルと価値を明確化して、ニーズに合致された人が勝率が上がると思います。

中途面接で証明すべきこと

中途面接で証明すべきこと大きく2つあると思います。
・スキルがあるか
(ポジションに対してスキルがあり活躍できるのか?)
・辞めないか(すぐ辞めずにちゃんと働ける人間性か?)

この2つを、スキル、人間性、年齢、勤続年数、面接での応答などで判断されます。(同じ時期に受けている応募者と相対的にも)
自分という商材が、どのような機能をもって、いくらの価値があって、いつが売り時で、どこで売るかをいつも考えていました。

特に、自分の機能を説明する時に、顧客目線に立って、どのようなスキルを持つのかを自分で整理することが大事だと思っています。

スキル1:ベンチャーで獲得した抽象的なスキル
ベンチャーで獲得できたスキルベンチャーにいると仕事と労働時間に制限はありません。営業だろうが、マーケティングだろうが必要な仕事があれば人事でも法務でも何でもやります。(リソースがないから・・・)
この過程で、雑用スキル、柔軟性、何事にも折れないメンタリティを獲得できます。
一方で、こうした抽象化されたスキルは、客観的に説明ができないので、転職市場だと有効的に作用しないこともあります。(自分のバイタリティーアピールには繋がることはあります・・・)

スキル2:仕事で磨いた再現性のあるスキル
明確化なスキルとして以下のスキルを持っていました。)
・データ分析とコンサルティング
・リサーチ全般(設計、運用、分析)
・プロジェクトマネジメント(10人~50人)
・Webマーケティング施策の立案・実行
など・・・・
上のスキルは、受ける職種によって異なるとは思いますが、自分が受ける業種にマッチした明確なスキルは何かしら必要です。
スキルの面では、求人票を満たすスキル×抽象化されたスキル
の双方のバランスが大事なんじゃないかなと思います。

転職活動で気を付けたポイント

他にもある気がしますが、以下のポイントに気を付けていました。

(1)既存スキルが流用できて、自分の価値がでる求人票に申し込む

中途は即戦力を求められます。スキルがない状態では書類突破しにくいです。(第二新卒の時にも転職活動しましたが、その時は惨敗しました。。)
企業側目線に立てば、自分の社内で求人票に該当する人が(ほとんど)いないから募集するわけで、そこに該当しなければ苦戦を強いられます。
私も落ちたケースでは、スキル不足やちょっと違う領域の職種は落ちるケースがありました。
特に社内でのみニーズがある仕事の価値と、転職市場の価値は合致しません。その会社に依存する調整スキル・人間関係を維持するスキルには再現性がないからです。

(2)書類で手を抜かない
前職で採用の手伝いをしていたこともあり、他人の求人票を見ることができました。キラキラなレジュメもありますが、手を抜いているケースもありました。書類落ちしていたのは、下記のケースでした。
・企業名で自分を語る
・スキルがよくわからない
・スキルに再現性がない
・ポジションにマッチしない職歴
・説明が主観的で、内容も不十分なドキュメント
特に最後の「説明が主観的で、内容も不十分なドキュメント」は、やる気がないと思われます。(時間がないのか意外に多かったです)
例えば、自分が1,000万円の売り物なのに、手を抜いた提案書でお客さんは買ってくれるでしょうか。多くの人は買わないと思います。特に、ベンチャーは知名度がないですし、お客様(面接官)と直接営業できるわけではないので、書類は大事にしていました。

(3)良いエージェントとサイトを見つける

私は、色々エージェントに登録していました。
Doda、リクルートエージェント、JAC、@typeなど主要のエージェントに登録したり、小さいエージェントも含めてすべて話を聞きに行きました。
使ってみた感想としては、本当に玉石混交です・・・
有益な情報を提供してくれて、私のキャリアプランを考えてくれる人もいれば、機械的に求人票だけ出してくるエージェントもいたり、新卒で何もわからない人もいました。エージェントはちゃんと見分けて、今後も付き合える人を探すことを強くお勧めします。特に機械的にやる人は、内定とるとデメリットも語らず入社させようとしてきます。彼らにとっては、多数の応募者の1つですが、私の人生は1つだけです。ここは拘るべきポイントだと今でも思います。

振り返りと感想

転職活動を経験して思いますが、私のケースでは会社の看板や学歴は選考通過においてはほとんど関係ありませんでした。(外資の戦コンとか、エグゼクティブは別だと思いますが・・・)

私はベンチャー企業にいてキラキラしてないフツーの人でした。
いつも
「外で通用するかな・・・」
「私のスキルってあるのかな・・・」
など思っていましたが、中途ではふつーに面接も突破して、新卒でダメだった会社の内定も普通に取れました。
中途面接は、組織の力ではなく、個人の力を磨くことが大事です。

今大企業で仕事をしていますが、ベンチャーと比べてスピードは遅いですし、ハングリー精神・顧客目線も欠けています。細かい作業は誰かがやってくれます。
有り難いと思う反面、これに甘んじてはいけないとも思います。常に市場価値を意識して仕事することが大事です。

ファクト証明もせず、思うままに書いたので、主観的な部分があり、再現性がない部分もありますが、私と同じような境遇の人に参考になったらうれしいです。

おわり


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