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ウチの歯科医院で紹介の患者さんが増えた3つの理由!

こんにちは、ケイです。

ウチの医院は、ありがたいことに患者さんの紹介(口コミ)が多いです。

特別なことをやったわけではありませんが、3つのことだけを徹底しました。

今回は、その事について解説していきたいと思います。

最初にお伝えしておきますが、広告やSNSなど、その他テクニック的なことは一切ありません。

もし、そのような内容を求めていたら、期待にはお応えできないので、このまま閉じられることをオススメします。


口コミ(紹介)から自費の治療に繋がる

まず、徹底したことを解説する前に、ウチの医院の口コミの事例を紹介していきたいと思います。

ウチの医院は、おじいちゃん、おばあちゃんの年輩の方が多いです。

「入れ歯だったものを、インプラントに変えようと思うんだよね」

このような相談から、自費の方に繋がることも多々あります。

そこから、

「ココは矯正とかやってるの?」
「うちの孫の歯を矯正してあげたいと思ってるんだけど…」

このような相談をされるんですね。

その後、お孫さんの矯正をしっかりやると、次はお母さん、お父さんを紹介してくれたりします。


歯医者は家族ぐるみで来れるような場所というのが理想

私は、歯医者は家族ぐるみで来れるような場所というのが理想だと思います。

たとえば、ウチの医院で年配の女性の患者さんに、インプラントを入れさせていただいたことがありました。

そしたら、

「中学1年生の孫を、ココで矯正させたい」

ということで、女の子のお孫さんを連れてこられたんですね。

そこから、その女の子の部活の友達が相談に来てくれて、更にまた別の友達へと繋がっていったのです。


今でも口コミ(紹介)が最強の広告

今でも、口コミの影響力は大きいです。

先ほどの事例でいうと、部活の友達の歯がキレイになってたら、気になって、すんなりとそこの医院に行くと思うんですよ。

そして、紹介してくれた患者さん一人一人に、ちゃんと向き合っておけば、そこから自然と自費は上がっていきます。

広告を打つとかも一つの手かもしれませんが、全国に広告打ったところで、なかなか効果は見込めません。


ウチの歯科医院で、紹介の患者さんが増えた理由

ここから、ウチの医院が紹介をしていただくために徹底したことを解説していきます。


【紹介が増えた理由1】アットホームな雰囲気作り

ここから、ウチの医院が紹介をしていただくために徹底したことを解説していきます。

まず、患者さんから紹介が増えた理由の1つ目が、アットホームな雰囲気作りです。

ウチの医院は作りが古いこともあり、受付けなどは外からも見えやすく、入りやすくなっています。

そのため、フラッとお菓子を持ってきてくれたり、

「果物取れたから、これ食べて」

など、都内の医院なんですが、どちらかというと田舎の医院の感覚に近いです。

これは、スタッフ、ドクターも同じです。

それより、患者さんと自然と仲良くなって、歯ブラシだけ買いに来てくれたり。

究極、コンビニのように、フラッと気軽に入りやすさを目指してやってきました。

「病院だけど、病院じゃない」

みたいな感じですね。


【紹介が増えた理由2】患者さんとコミュニケーションを取る

患者さんから紹介が増えた理由の2つ目が、患者さんとコミュニケーションを取ることです。

以前のウチの医院は、圧倒的なコミュニケーション不足でした。

これは、スタッフ間はもちろん、患者さんに対してもそうだったのです。

そのため、自費率も低く、年間の売上が2000万円ほどで、都内でも弱小の歯科医院でした。

詳細は下記で解説してますので、よろしければご参照下さい。

しかし、今では患者さんと積極的にコミュニケーションを取るようになったことで、自費率も上がりました。

そして、毎年3月くらいになると、

「受験、受かりました」

と報告に来てくれたり、スタッフと患者さんの仲も良いんですよね。

ウチの院長も、

「お茶でも飲んでいきませんか?」
「また、何かあったらおいでね」

という感じです。


【紹介が増えた理由3】地域密着

患者さんから紹介が増えた理由の3つ目が、地域密着の歯科医院に徹してることです。

これが最も大事なコアな部分だということは、ウチの医院は一貫して変わりません。

そのため、広告を出したり、SNSも一切やってないです。

あれもこれもやろうとすると、大事なことに手が回らなくなるじゃないですか?

地域密着することだけに絞った結果、紹介で患者さんが増えていったのだと思います。

例えば、地域の祭りがあれば寄付をしたり。

あとは、夏場の暑い時期に、買い物の途中とかでも、

「気軽に寄って、水でも飲みに来てもらっていいですよ」

と言って、ウォーターサーバーの水を提供するなど。

あとは、急に雨が降ったりしたら、院内に入って雨宿りしてもらっています。

このように、近隣住民の方々を大切にすることを徹底しました。

おそらく、田舎の方になると、これらをやっている医院は多いと思うんですよ。

でも、人は都会に出てくると、こういうことを忘れていくものです。

特に東京は競合が多いこともあり、コンサルを入れたり、完全に見失っている医院も多数あります。

ウチの医院も、過去に3社歯科コンサルを入れたことがありますが、その内容は下記をご参照下さい。


患者さんと歯科医院のスタッフは写し鏡

私は、患者さんと自分達は、写し鏡だと思っています。

ホスト時代もそうだったのですが、自分たちが和気あいあいで働いていたら、その雰囲気が好きなお客さん(患者さん)が集まってくれます。

そのため、混んでいて多少待つことになっても、

「全然大丈夫よ」

と言ってくれますし、怒らない患者さんばかりです。

逆に、カリカリしたり、セカセカした人は来なくなるので、そういう雰囲気の医院に行くと思うんです。

だから、自然と紹介したくなり、患者さんが患者さんを連れてきてくれてるのだと思います。


患者さんだけでなく、スタッフも「ファン」になってもらう

都会ほど、人間関係は希薄というイメージが強いじゃないですか?

ただ、人間関係を深めたり、積極的にコミュニケーションを取ることは、どこでも同じだと思うんです。

だから、ウチの医院は、退職したスタッフが子供を連れて遊びに来たりもします。

例えば、スタッフのお子さんとかが運動とかスポーツをやってたりするんで、試合の時にスポーツドリンクを送ってあげたりとか。

このように、スタッフもファンになってくれれば、そこからの繋がりとかも大きいです。

院長からすると、スタッフも大事にするメリットって、ココだと思うんですよ。

スタッフの家族だったりとか、スタッフの子供の友達とかも来たりするので、そこからの紹介もあります。


ホストも歯科医院も共通するのは「ファンビジネス」

ビジネスは、応援されないと、そもそも意味がないじゃないですか?

だから、いかにファンを作るかだと思うんですよね。

そうなると、コチラ側からドンドン与えていかなければいけません。

これが、ウチの医院の強みだと思います。

私が今の医院で働きだしてから、一貫して目指してるのがファンビジネスです。

これは、歌舞伎町でホストをやっていた頃から変わらないです。

「いかに効率よく回すか?」

これも大切だと思いますが、それだけだと患者さんは絶対にファンになってくれません。


まとめ

【口コミ(紹介)から自費の治療に繋がる】
・歯医者は家族ぐるみで来れるような場所というのが理想
・今でも口コミ(紹介)が最強の広告

【ウチの歯科医院で、紹介の患者さんが増えた理由】
(理由1)アットホームな雰囲気作り
(理由2)患者さんとコミュニケーションを取る
(理由3)地域密着

【患者さんと歯科医院のスタッフは写し鏡】
・患者さんだけでなく、スタッフも「ファン」になってもらう
・ホストも歯科医院も共通するのは「ファンビジネス」

ウチの医院は「ファン」の患者さんが多くいらっしゃるおかげで、売上もアップしてユニットも1台増やすことが出来ました。

「差別化しないといけない」

ということを聞くこともありますが、そこまで難しく考えなくていいと思うんですよね。

  • アットホームな雰囲気を作る

  • コミュニケーションを取る

  • 地域密着

どれも、特別なことはやっていないですから。

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