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歯学部生で聴診器、、、いる?(いらない)

2021年10月頃に書いたものですが、放置するのも勿体無いのであげてみます。

2万円の聴診器を8000円で新品入手できました。

本物の聴診器

一昨年、大学付属の生協で聴診器が欲しいといったら、カタログをくれました。
しかし、5万、6万円、、、
高い!!!

「安ければ、安いほど良い、安いもの!」をといったら、
記名刻印が間違ったため不良在庫となっているリットマンクラシックIIIを8000円で売ってあげると言われ、購入


左上に⭐️マークx5が見えます。これがミス刻印の打ち消しです。(安い理由)


購入理由

外病院の見学申し込みをしたら医学部生向けの返信フォームを使いまわしており、見学時の持ち物に聴診器とあったためです。

ちなみに、その施設の見学時に部長に聴診器はいらないよと言われました。だよね笑


実際に歯科領域で聴診器を使う場合2選


全く使う機会がないかと言われるとそんなことはないです。ただし限定的です。血圧測定でも使いますが、使うか???

全身麻酔時の呼吸管理関連


これまた限定的ですが、

  • 気管挿管時の確認

  • 抜管時の呼吸確認

これらの時に必要です。もっとも、人工呼吸や呼吸管理用の機械に聴診器がかかっていることが多いので個人所有の必要性は低いです。





摂食嚥下分野において


歯医者の仕事は歯を治すだけかと思われがちですが、飲み込み(所謂:ごっくん)についての改善、リハビリ、評価なども仕事です。
ごっくん時の音を評価する時に、喉元(首)に聴診器を当てて音を評価する。嚥下が起きているか確認するなどの使い方があります。こちらの方が今後の高齢化社会においての治療や患者とのコンタクトで必要になる使われ方かと存じます。
歯科大学の学生が使う機会はあまりありませんが、、、
なおかつ、嚥下音を評価するのであれば、小児用のダイアフラムが小さいものの方が使いやすいです。大人用でもできますけど。

結論


一般の歯学部生が聴診器を個人所有するメリットは少ない。
もし、持つならそれは所有欲かと

実用を求めるならば、小児用が案外おすすめ
摂食嚥下分野で使えなくはない

8000円だけど、普通に使えますよ(リットマンやし)


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