行間から伝わるもの。
友達と、喧嘩とまではいかないけれどラインでなんだか上手く伝えられないし伝わらない、みたいなことがあった。
彼女は、私のやっていることに対してアドバイスをくれた。
ちなみに、私からアドバイスを求めたわけではない。
話の流れ上、私が彼女から助言をもらう格好になった。
その時点で一度、
「あれ?」
と思う。
「あれ? 私どうしたら良いのかなんて聞いたっけ? ただの雑談だったつもりだったんだけど……」
更に、私のやっている他のことに対して、彼女なりの見解をくれた。
ちなみに、それについても私はアドバイスを求めたわけではない。
話の流れもなく、なぜか私が彼女から助言をもらう格好になった。
そこでまた、
「あれ?」
と思う。
「あれ? これについても特に意見求めたわけじゃないのになぁ。何か伝えたいことがあるんだろうけれど……」
その助言やアドバイスに対して
「そう思うんだ! 私はこう思うよ!」
と自分の考えを伝える。
すると、
「なんだか変わってしまったね」
と一言。
「え?」
である。
「なんで?」
思うに、行間ににじみでる気持ちが伝わってしまったんだろうな、と。
私は彼女のラインの文章を見て、その行間から「こうした方が良いよ」という無言の圧力みたいなものを感じ取って、なんだか違和感を覚えてしまった。
かたや、彼女は私のラインの文章を見て、もしかしたらその行間から私の思いを押し付けのように感じてしまったのかもしれない。
文章から伝わること。
行間からあふれでるもの。
どちらもあって、文字でのコミュニケーションが成り立つのだなぁ、と気づいた。
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